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役に立たなかった資格は?「TOEIC 765点 は中途半端で求人通過せず」「ITパスポート持ってたけど……」

2023年01月15日 06:10  キャリコネニュース

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新年にあたり、今年こそ仕事に役立つ資格を取ろうと検討中の人もいるだろう。キャリコネニュースで「役に立った資格/立たなかった資格」をアンケートで聞いたところ、多くの読者から経験談が寄せられた。

東京都に住む30代後半の男性(営業/年収1500万円)は、TOEICのスコアについて「役立った」レベルをこう語る。

「TOEIC 920点。理由は、勉強したおかげでリスニングが格段に上がり、米国駐在生活の立ち上げが順調すぎた」

※キャリコネニュースでは「役に立った資格、立たなかった資格」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/N5T4O2BX

宅建は「業界経験が無く資格だけ取っても仕事に就けず」

一方、「役に立たなかった資格」としては「TOEIC 765点」を挙げた。理由は「中途半端だったため、英語を必要としている求人には書類通過できなかった」そうだ。

神奈川県で専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産/年収200万円)として働く男性は、この年齢だからこそ役に立った資格として「キャリアコンサルタント」を挙げた。理由は

「80才になってもキャリアカウンセラーとして就業出来ていること」

だという。「キャリアコンサルタント」とは、キャリアコンサルティングを行う専門家で国家資格。厚労省によれば、キャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」だという。

しかし男性は、同じ国家資格でも「宅建(宅地建物取引士)は、業界経験が無く資格だけ取っても仕事に就けず」と役に立たなかったことを明かした。

同じ様に、実務経験がないため資格を取っても思うように行かなかったのは、東京都に住む40代前半の男性(事務・管理/年収300万円)だ。

「ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、ITIL foundation(アイティル・ファンデーション)V3を持ってますが、ITの転職では何の役にもたたなかった」

と悔しさをにじませる。いずれもITに関する基礎的な知識が証明できる試験だが、男性は「ただの履歴書の飾りで、実務経験ないから未経験の契約社員からね」と言われたことを書いていた。