2023年01月14日 11:31 gooランキング
3位は「銀山温泉」!
江戸時代初期に栄えた大銀山「延沢銀山」の名称に由来する「銀山温泉」。温泉地として盛んになったのは1741年(寛保年間)で、大正時代には洪水によってほとんどの温泉宿が流されるという出来事もありました。昭和に入ると建て替えによって温泉宿の洋風化が進みましたが、戦後は外観が和風に近づき、現在のような風情のある街並みとなりました。同率3位は「強羅温泉」!
1894年に早雲地獄からの引き湯で開発が始められた「強羅温泉」。1949年には強羅での温泉採取に成功し、現在では色や泉質が異なる5タイプの温泉を楽しめる温泉地として人気です。その名称は地名に由来するものですが、「大きな石がゴロゴロとした景観からゴロゴロがなまった」「地盤が亀の甲羅のように固く甲羅がなまった」など、諸説あるようです。2位は「鬼怒川温泉」!
鬼怒川上流にある関東屈指の温泉地「鬼怒川温泉」。温泉が発見されたのは1691年という説があり、当時は日光詣をした僧侶や大名のみが入ることを許されたそうです。元々は「滝の湯」という名称でしたが、1927年に現在の名称へ改名されました。鬼怒川の名称由来には諸説ありますが、「川が荒れると鬼が怒ったように荒々しい」という説が知られています。1位は「由布院温泉(湯布院)」!
大分県中央部に位置し、1959年には国民保養温泉地として認定された全国屈指の人気温泉地「由布院温泉(湯布院)」。所在地であった由布院町の町名が1955年に行われた湯平村との合併で湯布院町へと変更されたため、現在では由布院と湯布院の表記が混在している状態となっており、単に「ゆふいん」とひらがなで表記されることも少なくないそうです。