トップへ

翻訳機能とインカム搭載のスマートイヤホン「clip EAR」、羽田空港で実証実験開始。他空港や航空会社にも展開予定

2023年01月14日 10:11  Techable

Techable

写真
ドーナッツロボティクス株式会社(以下、ドーナッツ ロボティクス)は、新製品のスマートイヤホン「clip EAR」 を羽田空港に40台納品しました。

羽田空港の第1・2・3ターミナル、一部案内カウンターなどで実験的に使用します。実験期間は2022年12月28日~2023年1月15日の予定です。距離無制限インカムと翻訳機能を使用し、羽田空港スタッフをサポートします。
clip EARについて
スマートイヤホン「clip EAR」の機能や特徴は以下の通りです。

距離無制限インカム
翻訳
オンライン議事録作成
バッテリーの持ち時間は200時間
お互いのデバイスで同時通訳
100カ国語対応
スマホとclip EARがBluetoothで接続可能
イヤホンとしても使える
トランシーバー機能

将来的にはAI秘書との接続を想定しているとのこと。
外国人旅行客数が回復中の羽田空港で実験的な導入へ
外国人旅行客数が回復する羽田空港での活躍が期待できそうな「clip EAR」ですが、実はドーナッツロボティクスと羽田空港ターミナルビルの建設・管理・運営をする日本空港ビルデングは、2017年の「羽田ロボットプロジェクト」以降プロダクトを共同開発しています。羽田空港には同社の翻訳マスク「C-FACE」の開発・導入の実績もあるとのこと。

日本空港ビルデングは「clip EAR」の販売代理店として、その他の空港や航空会社への販売も開始する予定です。

PR TIMES

公式

(文・川口祐司)