採用面接を行う際は、応募者に対して誠意あるやり方をしてほしいものだ。あるIT企業の面接に行った40代前半の男性(東京都/営業/その他/年収1500万円)は、
「新手の詐欺みたいに感じました」
という面接を受けた当時を綴っていた。(文:永本かおり)
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「じゃあ何で書類選考を通したのか?」
男性は、ある「上場のIT企業」の面接で、信じられないやり方をされたことを明かした。選考は、
「一次書類審査が通過し、ニ次審査は〇〇というその会社の社長の本を読んで感想文を提出」
という内容だった。会社の求めに応じた男性だったが、こんな驚きの対応が待っていた。
「本を購入して感想文を提出したところ、『応募の職種は人数が十分に足りているので募集はしない』との連絡が」
この結果について、
「意味が分からないですね。じゃあ何で書類選考を通したのか?社長の本の売り上げを伸ばす為の新手の詐欺みたいに感じました」
と、もっともな指摘をした男性。
「最終的に良い会社と出会えたので結果オーライですが思い出すと腹が立ちます。ちなみに落とされたIT企業は誰もが知っているような国内の企業です。最近、社長が叩かれてます」
と綴り、不誠実なやり方に怒りを抑えられない様子だ。