社会人として働き始めて間もない20代は、給料も決して高くない。やりくりに頭を悩ませる若者は多いだろう。愛知県に住む28歳の女性(正社員・職員/未婚)は、IT・通信系の会社に就職しプログラマーとして働いているが
「年収250万円、手取りは17万6000円。プログラマーという技術職でこの金額。20時間のみなし残業です。ボーナスもほんの気持ち、お小遣い程度です」
と給料に対する不満を隠せない。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
「30歳を超えても、年収300万円にはならないでしょう。結婚なんて考えられません」
女性は「将来のことを考えて貯金をしたいですが、なかなか難しいです。30歳を超えても、年収300万円にはならないでしょう。結婚なんて考えられません」とこぼす。たしかに、IT系のエンジニアでこの給料は、いくら20代とはいっても安すぎるかもしれない。
収入が少ないのであれば、「趣味を削ればいい」「買い物を控えればいい」と考える人もいるだろう。しかし、女性はこういった考え方には賛同せず、
「仕事しかしていないというのは心の健康を考えた時にどうなのかなとも思いますし、どうしても必要な買い物もあります」
と訴えた。
幸い、女性は今の時代で需要の高いプログラマーという職に就いている。現在の会社でが見込めない昇給のであれば、さっさと転職するほうが、人生が良い方向に進むかもしれない。