お金のある人ほど、質素倹約に長けているものなのかもしれない。年収1400万円の50代後半男性(岡山県/事務・管理)は、
「住宅ローンも終わり、金は余っていて月に20万円社内預金しているが、夜の食事はスーパーの半額惣菜で済ますことが多い」
と意外な生活感を語った。(文:福岡ちはや)
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
「2つの銀行の入出金もエクセル表ですべて管理している」
男性の家計管理能力は、一般的な主婦も顔負けのハイレベルだ。
「スーパーごとの安くなるタイミングを把握し、あるスーパーでは日曜日の15時頃に肉が半額になるので、そこで肉を買いためて冷凍保存する。あるいはふるさと納税でゲットした肉、魚、ハンバーグ、カレー。支出はきっちり家計簿アプリで管理」
「2つの銀行の入出金もエクセル表ですべて管理している」
男性にとって節約や家計管理は決して苦ではなく、「家計簿で支出を抑えることが唯一の喜び」だという。
ただ、まったく贅沢をしないというわけでもない。男性は「単身赴任で釧路から岡山に転勤したことで、釧路の4年間で原価償却したと考えて、家具や家電を一部買い替えた」と語り、
「買い換えたものはマッサージ器、オーディオ、肘付椅子、掃除機、アイロン、扇風機、ワイシャツとスーツ、休日用バッグ、財布、タオルケット、フェイスタオル、加湿器、羽毛布団」
と爆買いの内訳を明かしていた。
支出を抑えつつ充実感のある人生を送るには、お金の使い方にメリハリをつけることが大切だ。男性は日頃からしっかりと倹約に努めているからこそ、ここぞというときのまとまった出費にも余裕の対応ができるのだろう。