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アレイシ・エスパルガロ、3年契約でヘルメットを日本メーカーのKabutoに変更/MotoGP

2023年01月04日 23:20  AUTOSPORT web

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2023年からKabutoヘルメットと契約したアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)
 1月4日、ロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦するアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)は、自身のSNSで日本のヘルメットメーカーである株式会社オージーケーカブトと2023年から新たに3年契約を締結したことを明かした。また、5日にはオージーケーカブトも同内容を明かした。

 大阪グリップ化工株式会社(現オージーケー技研株式会社)は1948年に設立された。そして1982年には用品事業部から独立して、オージーケー販売株式会社が設立され、オートバイ用、サイクル用ヘルメットの本格的な製造販売が開始された。

 2006年には株式会社オージーケーカブトに社名が変更され、『Kabuto』のブランド名でヘルメットを販売。2021年シーズンからは全方向型エアロダイナミクスをメインコンセプトにした新モデルの『F-17』を登場させた。

 そして翌2022年にはKTMから参戦したレミー・ガードナーが唯一Kabuto F-17の使用を開始したが、ガードナーは2023年からスーパーバイク世界選手権(SBK)に戦いの場を移すことになった。

 そして今回、KYTのヘルメットを使用していたアレイシ・エスパルガロがKabutoのヘルメットを2023年から3シーズン使用することをアナウンスした。

 アレイシ・エスパルガロはFIM(国際モーターサイクリズム連盟)で承認を受けたフルフェイスの『F-17 RACING』を使用することになる。また、彼は自転車トレーニングも行っており、その際にもKabutoのヘルメットを使うことになるようだ。

■アレイシ・エスパルガロ
「Kabutoのような歴史あるブランドと契約できたことを大変嬉しく思うし、日本のブランドと共に世界のトップカテゴリーで走り、カブトと共に多くの成功を収めて、世界のトップにみちびけるように最善をつくすよ」