今年2023年は「うさぎ年」。千葉県にある鴨川シーワールドでも「うさぎ」をフィーチャーしたイベントを開催中~!
でも……あれれ? うさぎの姿が全く見つからないんですけど。
それもそのはず、うさぎといっても、海の卯(うさぎ)が主役だというんです!
【名前に注目してみて】
2022年12月23日から2023年1月31日まで、トロピカルアイランド内「無限の海」前の特設会場で開催される特別展「2023年干支の生き物~海の卯(うさぎ)たち~」。
名前にうさぎにちなんだワードが入っている海の生き物、計6種18点が展示されます。
今まで知らなかったけど、うさぎとゆかりのある海の仲間がいたとは……! 今年らしいイベントであるいっぽう、新しい学びにもなりそうですね。
【「アイゴ」ってどんなお魚?】
今回展示されるのは「アイゴの仲間」と「アメフラシの仲間」です。
アイゴの仲間(英名:Spinefoot)は、草食性が強く海藻などを好んで食べることから、別名「ラビット フィッシュ(Rabbitfish)」とも呼ばれています。
うさぎも草食動物ですし、「ラビット=うさぎ」ってことなのね!
こちらのエリアには、日本周辺を含む西太平洋の暖海域沿岸に生息する「アイゴ」をはじめ、「アミアイゴ」「ヒメアイゴ」「マジリアイゴ」を展示します。
どの子もうさぎに負けず劣らず可愛らしい姿をしていますが、なんと背ビレ、尻ビレ、腹ビレに毒のある棘を持っていて、刺されるとひどく痛むのだそう。見かけによらず危険なのね……。
【「アメフラシ」ってどんな生きもの?】
アメフラシの仲間の英名は「Sea hare」で、「hare」は野ウサギを意味します。分類上は巻貝に近い仲間で、頭に2本ある突起がウサギの耳に似ていることから、この名前がついたんですって♪
こちらのエリアには、房総半島以南の暖かい海に生息する「ジャノメアメフラシ」や「フレリトゲアメフラシ」を展示します。
蛇の目模様や青い眼紋模様、樹の枝状の突起などそれぞれに珍しい特徴があるので、じっくり観察してみてください♪
【珍しい体験をしたい人へ】
うさぎはうさぎでも、海のうさぎがたくさん登場する特別展。
いっぷう変わったイベントを体験してみたい! という人は、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
参照元:プレスリリース、鴨川シーワールド
執筆:田端あんじ (c)Pouch