結婚や出産などライフイベントのタイミングは人それぞれ。だが、高校生時代から仲の良い友人4人と交流があったという20代後半の女性(東京都/営業/年収500万円)は、そのうちの一人から、結婚について
「耳を疑うようなマウント、を超えた罵詈雑言のオンパレード」
を浴びせられ、絶縁したことを打ち明けた。(文:永本かおり)
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG
「全員お祓いにまで行きました」
女性は絶縁した友人を「K」と書き、「彼女は29歳で一番乗りで結婚した」という。相手男性とKは、大学の同級生で10年付き合っていた。
「私含む残りの3人は、今は仕事が楽しいし、彼氏とも順調だし、まあ今すぐではなくても、というような感じでした」
しかしここで、なぜか「Kの凄まじいマウント」が始まった。同級生の3人に対し、
「あんたらは半端な年数付き合った奴と結婚してすぐ離婚か、10年付き合ってやっと結婚に踏み切れてももう子供なんか産めないんだ」
「そもそも30の独身なんて頭おかしい」
「だから売れ残った同士でくっつくしかない」
などと、とんでもない発言をしたのだ。酷い暴言の数々はこれにとどまらず、「彼女の結婚相手より高スペな彼氏と付き合ってる子」に対しては
「そんな人があんたなんかと真面目に将来を考えるもんか、体を弄ばれるだけだ」
と、「耳を疑うようなマウント、を超えた罵詈雑言のオンパレード」が続いたという。挙句の果てには、
「彼女がぐいっと私たちを見回して指をさしながら、一音一音はっきりと、『あんたらは、生涯、幸せに、なれないっ!』」
と言い放った。この瞬間女性は、「絶縁を決意」したという。その後3人は、
「言われた内容があんまりなので全員お祓いにまで行きました」
という。Kの言葉が呪いのように響いたのだろう。女性は
「思えば、ここまで私たちを下げて自分が幸せだと自分に言い聞かせなければならなかった彼女は、本当の意味で幸せではなかったのではないか、と思います」
と、客観的に友人Kの言動について捉えていた。