2022年12月29日 19:01 弁護士ドットコム
法廷内での録音めぐって国選弁護人を解任されたことを不服として、大阪弁護士会の中道一政弁護士が申し立てた特別抗告について、最高裁は抗告理由に当たらないとして、12月26日付で棄却する決定をした。
【関連記事:マイホーム購入も「道路族」に悩まされ…「自宅前で遊ぶことのなにが悪いの?」】
中道弁護士はこれまで4つの刑事事件で法廷録音を求めており、今回の決定は1番目の事件(大阪地裁第15刑事部)についてのもの。
事前に録音を求める上申書を提出のうえ、11月29日の初公判に臨んだところ不許可とされ、それでも録音を敢行したことで閉廷となった。その後、12月5日に国選弁護人を解任されていた。