世の中には、お金があっても質素倹約を心がけ、みずからを“貧乏性”と評する人がいる。
都内在住の30代後半の女性は、年収2000万円以上だが、「いつもお茶は作って持参」と貧乏性エピソードを明かす。それだけでなく、出先で飲み物や食べ物を購入する場合も、コスパの高さをかなり意識して買い物しているようだ。(文:福岡ちはや)
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
「デリバリーは、Uber Eatsは高いので出前館やmenu」
SNSがスタバの新作や写真映えする食事で賑わう一方、人一倍の収入を得ているはずの女性は、
「スタバやおしゃれなカフェには行かず、コーヒー飲むときはコンビニか、座りたければマック、ベローチェ。しかもマックやコンビニも必ずクーポン割」
と語る。一般的なカフェではコーヒー1杯が500円以上することも珍しくないが、コンビニやマクドナルド、ベローチェなら1杯300円以下に収まるだろう。お金のある人が、価格重視で飲食店を選ぶとは意外だ。
またカフェ以外にも、コンビニやデリバリーの使い方にも女性なりのこだわりがあるという。
「コンビニではほとんど買い物しないが、肉まんがセールのときなどにはそれだけたまに買う。デリバリーは、Uber Eatsは高いので出前館やmenu。しかも送料無料キャンペーン+半額クーポンがあるときなどしか頼まない」
女性は外食に関しても、「一番コスパのいいモーニングをランチ併用や、クーポン・キャンペーンなどを駆使」と言い、支払いを最小限に抑える工夫を欠かさない。
同じコーヒーや肉まんを買うなら徹底的に価格を比較して、少しでも安い店やタイミングを選ぶ。お金のある人ほど節約意識が高い、というケースのようだ。