不倫を経験した人は、自身の行動をどう考えているのだろうか。過去に不倫したことがあると回答した人の中から、いまも後悔を引きずっている様子の声を紹介したい。(文:林加奈)
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「妻にラインが見つかり私は異動、相手はメニエール病を発症」
40代男性は後輩の既婚女性に一目ぼれし、2日後にはFacebookを見つけてLINEの交換までしたという。「お互いに既婚者ということを忘れて毎日のようにLINEで連絡」しあっていたが、その関係は妻にラインが見つかりあっけなく終わった。
「5年経った今でもネチネチとその人の名前を言われます。私は異動希望を出し違う事業所に異動し、相手は私とのLINEが疲れたのか、メニエール病を発症し、休職し復帰したらしい」
と、不倫の顛末を語っていた。
「昼も夜もなく届く告白メールに屈して…友人を裏切った」
40代女性は「夫に不満があったわけではありませんが」と前置きした上で次のように語る。
「結婚3年目から8年目くらいの5年間、常に恋人がいました。いちばん地獄だったのは、友人の彼氏から半年間熱烈に口説かれて昼も夜もなく届く告白メールに屈してついに関係を持ってしまったことです。正直、その彼氏より、友人の方が好きだったので友人を裏切ったことに後悔しかありませんでした」
女性は最後に「経験上、不倫はリスクと苦しみしかありません。終わらせるのは大変で、終わった後には虚しさしか残らないので辞めた方がいいです。私はもう懲り懲りです」と、回答を締めくくっていた。
5年間常に不倫していて、とくに友人の彼氏との不倫が地獄だったと語る女性。友人にとっても災難だったことは言うまでもない。