12月も、2022年もあとわずか。今年買ったものを振り返ったときに、「これは買って正解だったな」と思えるものってなんだろうと考えてみたら、「お財布」がその1つにあがりました。
isutaエディターをごきげんにしてくれるアレコレを綴る#トーキョーごきげん倶楽部。私・toonaが更新する年内最後の回は、たくさんあるベストバイの中から、小さいのにパワフルな愛用ウォレットをご紹介します。
毎日バッグの中に鎮座するマストアイテムを、語らないわけにはいきません!
ついにきた、お財布の買い替えどき…お仕事の日は常にノートPCを持ち歩くからバッグは大きめがマスト。そのぶん、お出かけの時はできるだけ小さいバッグで出かけたい今日この頃です。
ミニバッグの流行とキャッシュレス化が相まって、世間一般的にもすっかりミニ財布需要が高まっている気がしますが、私もそのムーブメントに乗っかる1人。数年前から今年の夏までずっと、ミニ財布の先駆け的存在、「BALENCIAGA(バレンシアガ)」の「レターミニウォレット」を愛用していました。
“お財布は2年周期で買えるべき”なんて説を聞いたこともあるけれど、おそらく寿命はまだまだ先。そんなこんなで4年以上使っていましたが、どうにも“厚み”が気になり始めました。ミニサイズとはいえ、三つ折りだからどうしても厚みが出るんですよね。そしてこの7月、思い切って新調することに。
シンプルな「ギャルソン」のお財布をゲットそうして新しく相棒となったのが、「COMME des GARCONS(コムデギャルソン)」の「L ZIP CLASSIC WALLET」(税込1万670円)です。
コムデギャルソンは公式のオンラインストアを構えていないので、セレクトショップで購入することにしたのですが、ショップによって表記名が異なるみたい。ここでは「H BEAUTY&YOUTH(エイチ ビューティアンドユース)」にならって、「L ZIP CLASSIC WALLET」と表すことにします。
このお財布を知ったのは、スタイリストの金子綾(@ayaaa0707)さんがきっかけ。何年も同じ型を買い直していると紹介していたんです。そのミニマルさとお値段のかわいさに惹かれ、何より人気スタイリストがずっと愛用しているなんて間違いない!と確信して購入しました。
ただ、金子さんのYouTubeを見ていたら、どうやら最近「JIL SANDER(ジルサンダー)」のお財布に鞍替えしたようで。完璧なすれ違いです。
見た目はシンプル、だけど意外とパワフル!「L ZIP CLASSIC WALLET」のつくりはごくシンプルで、L字型のジップを開けば、そこにマチもホックもボタンもない、ポケットのようなものがあるだけ。
使い方説明書がついているわけでもないので、とりあえずここは小銭入れだろうと予想して使っています。
そのポケットの周りに沿わせてお札を仕舞い、前後にカードを数枚ずつ。お札入れやカードポケットがなくても、意外となんとかなるものですね。
前まで使っていた三つ折り財布と比べると、お札がクルンとならないのが地味にうれしいポイント。お会計のとき、折り目に逆らって引き伸ばす手間がなくなりました。
これがミニマリストへの第一歩いろんな要素が削がれたようにも思えて、意外とこのミニマルさが心強かったりするんですよね。
本当に必要最低限の機能だけを備えたお財布だからこそ、中身も必要最低限に(それにしてはカードが多め)。使い始めておよそ5カ月、少しずつ革が馴染んでいく様子まで楽しんでいます。
年明けすぐに、お財布の買い替えにもうってつけな最強開運日(天赦日×一粒万倍日)がやってくるようなので、そのときの候補にでも、ぜひ。
COMME des GARCONS 公式HP https://www.comme-des-garcons.com