採用面接は企業側も誠意をもって臨むべきだろう。北海道の40代後半男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/正社員/年収450万円)は衝撃の面接エピソードを明かした。(文:谷城ヤエ)
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「豚の糞尿まみれになっても良いなら採ってやるよ」
「神奈川県本社の養豚場などを幅広くやっている会社へハローワーク経由で面接に。ハローワーク職員にも『ここかあ…面接には8人行って3人が不採用、5人は保留中』と何やら不穏な事を言われながら紹介状を持って会社に行くと、会社入口のオープンな応接スペースで社長と一対一で面接開始」
最初から雲行きが怪しそうだが、とりあえず面接が始まった。すると開口一番に社長からこんなことを言われたという。
「いきなり『あんた自分でこの仕事務まると思ってる?』と随分なお言葉を頂きました。大学時代に牛の農場で堆肥も作ってました、大体の汚れ仕事もできますとアピールするも、何故かため息で返されて」
「何か聞くことある?と言われたので、農場の写真はありますか?と聞くと、めんどくせえなあと言いながら写真の束を持ってきてポンと私の目の前に投げつけてきて、これで充分か?と言ってきました」
態度の悪さに呆れてしまうが、男性は何とか対応したようだ。
「写真には何故か大型トラックを斜めに20台くらいズラッと並べた風景が別アングルで続き、何だこれは…と思っていると、『豚の糞尿まみれになっても良いなら採ってやるよ』と決め台詞的に投げかけられました」
はじめから採用する気がなかったのかは不明だが、そんな態度だと入る人も入らないだろう。男性は
「丁重にお断りして逃げるように帰りました」
と綴っていた。