転職して必ずしも良い方向に進むとは限らない。茨城県の30代後半の女性(事務・管理/正社員/年収300万円)は転職に失敗。現在の境遇について「自分は何の仕事をしているのか分からなくなる」と話す。(文:谷城ヤエ)
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「男尊女卑的な社風が色濃く、お茶出しや電話は雑務は女の仕事」
「『業績好調』『NASDAQ上場』『賞与年2回』に魅力を感じて入社したが上場していて業績好調なのは親会社で赤字続きのボロボロ工場だった」
まさかの事実に驚いた女性。しかしそれだけでは終わらなかった。
「入社して程なくして賞与が出ないことを知り、求人情報と相違している旨を採用担当者に申し出たところ『そんなこと載せたら誰も応募してこねぇだろ』と逆ギレされた」
つまり「親会社に応募者の数を報告する為に虚偽の求人情報を掲載していた」のだという。
「モラルの無い従業員も多く、付きまといや待ち伏せをされたりした。会社敷地内を歩くのに防犯グッズを携帯する状況に。古い体質の会社なので男尊女卑的な社風が色濃く、お茶出しや電話は雑務は女の仕事という思い込みが浸透している。商品のクレームやお問い合わせの電話も事務所で受けるしか無く、一日に何件も対応する日もあり想定外過ぎた」
もはやセクハラどころではない。職場環境は最悪なようだ。女性は
「自分は何の仕事をしているのか分からなくなる」
と悩みを綴っていた。