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「悪どさに唖然」友人の建設会社を手伝ったらブラックだった… 絶縁した女性

2022年12月26日 06:20  キャリコネニュース

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友人の会社で働くよう頼まれたものの、行ってみたら酷い会社だった……という体験談が、キャリコネニュースに寄せられた。広島県の60代女性(事務・管理/年収300万円)からで、4年前の出来事だ。

「ご主人が建築設備会社を経営していた」という高校時代の友人から、約1年振りにLINEで連絡があったという。「工事期間中に社員が1人辞めて困っているので、建築事務の仕事を手伝って欲しい」という内容だった。(文:okei)

キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG

「社員は休みなく働いており、私が週休2日なのが申し訳ない」

「派遣の仕事が終了していた私は了解して2か月後から彼女の会社を手伝う事にしました」と女性は振り返る。「会社の経営が大変なので私に声を掛けてきたのかと思い、同情半分に了解した」と当時の思いを明かした女性だが、出社してみると思いがけない事態の連続だった。

「行ってみると社員は1人しかおらず、社長と役員を友人夫婦が兼ねている個人経営の会社で、社員は休みなく働いており、私が週休2日にしてもらっているのが申し訳なくなる雰囲気でした」

そのうえ、「仕事を始めてみるとトラブル続き」だったため、女性はすぐに辞めたくなった模様。

「毎月のように辞職を申出ましたが、工事中ということもあり友人は本気で泣きながら引き留めをしてきました」

やむなく働き続けたが、「3か月後に工事が終了してある手続きの為に書類を作成してもらった際」に、驚愕の内情を知ってしまう。

「会社の売上げが4億円を超えている事が判り唖然としました。会社に余裕が無い訳ではなく、業界で評判がよくないため人材が集まらず、夫婦で知人に声掛けしていただけでした」

「その間私の社会保険は希望していたにも関わらず未加入で、会社の悪どさに唖然としました」

と呆れるようなブラック企業ぶりだった。都合よく利用されたと察したようすの女性は

「即、退職し友人とも絶縁となりました。私が勝手に親しい友人だと思い込んでいただけでした」

と悲しげに回想していた。