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「LUPIN ZERO」畠中祐はルパンになれるのか?第一声を聞いた瞬間に武内駿輔が確信

2022年12月24日 14:29  コミックナタリー

コミックナタリー

アニメ「LUPIN ZERO」のプレミア上映会より。左から武内駿輔、畠中祐、行成とあ。
アニメ「LUPIN ZERO」のプレミア上映会が去る12月23日に東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われ、ルパン役の畠中祐、次元役の武内駿輔、しのぶ役の行成とあが登壇した。

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「ルパン三世」のスピンオフアニメとして、動画配信サービス・DMM TVで配信中の「LUPIN ZERO」。畠中は「『ルパン』をPART1から観ている世代もいる中で、そんな方々から『ルパンだ!』と言ってもらえたのはうれしかった」と視聴者からの高評価にひと安心していると述べ、これから配信される第4話について「監督がルパンを愛し過ぎている変態なのでアドリブ合戦です! 台本もアドリブセリフを書き込んで真っ黒になりました」と面白さを保証する。

武内は「ルパン好きの方々から反応を得られたのはうれしいというか、ひと安心」と報告。「ルパン三世」の熱狂的ファンという行成も「兄から『好きを通り越してお前は(アニメに)出ているのか!?』とLINEがきました。『がんばってよかったね。おめでとう』と言ってくれました」と笑顔を見せる。

また畠中はアフレコ初日について「ルパンとしての一言目はスタジオもすごい空気で、この第一声で自分がルパンになれるかなれないかが決まるという緊張があった」と振り返り、「テストの段階では60点くらいのルパンしか出なくてヘコんだ」と反省。しかし武内は「祐の声を聞いたときに『これはいけるかも……』と思った」と大絶賛で、行成も「第一声を聞いて『ルパンだ……』と思った」と太鼓判を押す。その言葉を聞き、畠中は「ありがてえー! 収録中にもそう言ってもらえて、ちょっと泣きそうな自分がいた」と感激した。

行成演じるしのぶの印象について、畠中は「僕の中では大人の女。女性ではなく女とあえて言いたい。ルパン家を支える能力の高い人だけれど、ちょっとドキドキする。いや、中学男子だったら絶対にドキドキするはず!」とヒートアップしながらコメント。あまりの熱弁ぶりに武内からは「今日一熱いね!」と突っ込まれてしまう。畠中演じるルパンについて武内は「ルパンは子供のように無邪気な存在。自分のやりたいことをやり続ける。その理由は楽しいから。ルパンにはそんな印象がある」と分析。武内演じる次元の印象を聞かれると、行成は即答で「次元カッコいい! かわいい! 好き!」と愛を爆発させる。クリスマスを一緒に過ごしたい人についても「次元!」と即座に返答し、会場に笑いを起こした。

またトーク中、男性キャストが「クリスマスに盗みたいものは?」というお題を振られる一幕も。武内は「それはもう……皆さんの心ですよ!」とビシッと決め、畠中に「次はなんて言うの? ハートとかダメだよ? それはもう僕が言ったからね」とプレッシャーを与える。畠中は思い悩んだ挙句、ルパンの声色で「洋子ちゃーん!」とルパンが惚れる美女シンガー・洋子の名前を絶叫。「クリスマスはやっぱり美女がいい!」と言って会場を盛り上げた。

最後に行成は「今日は我らのルパン愛と仲の良さが伝わったはず。最後まで作品をご覧いただき、『ルパン』を愛し続けてください!」と挨拶。武内は「シチュエーションを問わず、日常に寄り添ってくれるのが『ルパン』の魅力。今回もそんな日常を彩ることの出来る作品になりました」と自負する。畠中は「僕はこの作品で改めてルパンと出会えた気がします。やはり『ルパン』は魅力的! ポテンシャルの高い作品になりました。『ルパン』を知らない世代にもどんどん広めてほしいです」と伝えた。



■ アニメ「LUPIN ZERO」
DMM TVで独占配信中

□ スタッフ
原作:モンキー・パンチ
監督:酒向大輔
シリーズ構成:大河内一楼
設定考証:白土晴一
キャラクターデザイン:田口麻美
音楽:大友良英
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作:トムス・エンタテインメント

□ キャスト
ルパン:畠中祐
次元:武内駿輔
洋子:早見沙織
しのぶ:行成とあ
ルパン一世:安原義人
ルパン二世:古川登志夫

原作:モンキー・パンチ (c)TMS