バタバタしがちだけれど、急に時間が空くこともあるこの時期は、「ずっと気になっていたけど、行けてなかった…」そんな展示を見に行くチャンスかも。
年末の“美術館納め”がしたい人のために、年が明けた2023年1月まで開催予定の展覧会を4つご紹介。会期が終わって観れなくなってしまう前に、駆け込みで満喫しちゃいましょう~!
大阪中之島美術館「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」2022年2月、大阪にオープンした大阪中之島美術館では、現在「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」を開催中です。
こちらの展覧会は、1891~1900年の10年間にフォーカス。同じ時代にフランス・パリで活躍した2人の画家、ロートレックとミュシャの作品を、石版画ポスターを中心に展示しています。
会期は2023年1月9日(月・祝)までとなっているから、気になる人は逃さないようにしてくださいね!
時間のある方は、同じく2023年1月9日(月)までの会期で開催されている、1つのアーティスト集団を取り上げた企画展「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」もチェックしてみて。
写真のインスタレーションは、実際に男女トイレで展示されている「記号化されたトイレ」。それぞれ時代も場所も異なるアートに焦点を当てた2つの展覧会では、全く違った雰囲気が味わえそうですよ。
「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」 会期:10月15日(土)~2023年1月9日(月・祝) 場所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1 営業時間:10:00~17:00 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日) 入館料:一般 1600円/高校・大学生 1300円 公式サイト:https://nakka-art.jp
角川武蔵野ミュージアム「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」埼玉・所沢にある角川武蔵野ミュージアムで、2022年6月18日(土)にスタートし注目を集めた、没入体験型ゴッホ展「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」。
ファン・ゴッホの有名作品を、プロジェクターを使って360度表現した新感覚のデジタルアートが話題になりました。
SNS等で見かけた人も多そうなこちらの展示は、なんと好評のあまり、2023年1月9日(月・祝)まで会期を延長しているんです!
映像や音楽を通して、作品の世界に没入できちゃうなんて新鮮ですよね。会場内にはハンモックやクッションが置かれているから、歩き回ったり座ったりしながら、思う存分堪能しちゃいましょう。
作品や年表から、ゴッホの生涯をたどるセクションもあるので、ファン・ゴッホについてより深く知りたいアート好きさんにもおすすめですよ。
「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」 会期:6月18日(土)~2023年1月9日(月・祝) 場所:埼玉県所沢市東所沢和田 3-31-3 開館時間:日~木 10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 休館日:第1・3・5火曜日 入館料(オンライン購入):一般 1200円/中高生 1800円/小学生 1100円 公式サイト:https://kadcul.com/event/77
ポーラ美術館「ピカソ 青の時代を超えて」続いては、神奈川・箱根にあるポーラ美術館で開催中の「ポーラ美術館開館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて」。国内トップクラスのピカソ・コレクションを誇る、ポーラ美術館とひろしま美術館の共同企画展です。
初期からの作品を展示するこちらの展覧会では、今では有名アーティストとなったピカソが、画家としてどのように制作を行ってきたのかを辿ることができますよ。意外とよく知らない人も多そうなピカソの、さまざまな作品に出合うチャンスです。
自然に囲まれたポーラ美術館を訪れるのは、1年間頑張ったご褒美のリフレッシュにもなりそう…。
展示期間は、2023年1月15日(日)まで。会期中は休みなく開館しているので、年末年始のお出かけにぴったりかもしれません。
「ポーラ美術館開館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて」 会期:9月17日(土)~ 2023年1月15日(日) 場所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 開館時間:9:00~17:00 休館日:会期中無休 入館料:大人 1800円/シニア 1600円/高校・大学生 1300円 公式サイト:https://www.polamuseum.or.jp
Bunkamura ザ・ミュージアム「マリー・クワント展」最後は、東京・渋谷にあるBunkamura ザ・ミュージアムの「マリー・クワント展」をご紹介します。こちらは、2022年11月26日(土)~2023年1月29日(日)の期間で開催中。
MARY QUANT(マリークヮント)のブランド創始者である、ファッションクリエイターのマリー・クワントがデザインした、革新的でアイコニックなスタイルをたっぷり見ることができるんです。
“若者のためのファッション”を追求し、ミニスカートを流行させたマリー・クワントの想いに触れられる機会になっていますよ。
「MARY QUANTと言えばコスメ!」というイメージを持っている人は特に、この展覧会で新しい発見があるかも。
来館の際には、オンラインでの事前予約が必要なので注意してくださいね。
「マリー・クワント展」 会期:11月26日(土)~2023年1月29日(日) 場所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F 開館時間:日~木 10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 休館日:12月6日(火)、1月1日(日) 入館料:一般 1700円/高校・大学生 1000円/小中学生 700円 公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp
2022年も2023年も、アートを楽しむ年にしちゃおもうすぐ終わってしまう企画展に足を運ぶなら今!気になる展覧会はあったでしょうか?
ぜひ自分時間を充実させるヒントにしてくださいね。