トップへ

アニメ化してほしいライトノベル・小説は? 3位「乙女ゲーのモブですらないんだが」、2位「薬屋のひとりごと」、1位は…<22年下半期版>

2022年12月22日 17:51  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

薬屋のひとりごと 日向 夏(著/文) - 主婦の友社
ライトノベル、小説が原作のアニメは、文字で紡がれた世界を映像で楽しめるのが魅力です。

2022年も『後宮の烏』や『虫かぶり姫』、『陰の実力者になりたくて!』など、さまざまなタイトルがアニメ化されています。

そこでアニメ!アニメ!では、2022年上半期に引き続き「アニメ化してほしいライトノベル・小説は?(2022年下半期)」と題した読者アンケートを実施しました。12月3日から12月11日までのアンケート期間中に251人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代と30代がそれぞれ約20パーセントでした。


■ファンタジー要素のあるタイトルが上位に!

第1位

1位は『京都府警あやかし課の事件簿』。支持率は約10パーセントでした。



本作は京都府警の人外特別警戒隊・通称あやかし課が、あやかしが絡む事件を解決していく物語です。「ファンタジー小説でありながら京都という大都市が舞台。京都府警という実在の組織を用いることで、本当に登場人物がいるような不思議な親近感を覚えます」や「あやかしとのバトルシーンだけでなく、京都の神社仏閣などの歴史描写も多く、映像化に相応しい作品だと思うから」、「キャラクターたちの掛け合いをセリフで聴いてみたい。京都弁のトーンをよく知らないので、どういう芝居になるのかが気になる」とさまざまな理由からアニメ化を望む声が届いています。

第2位

2位は『薬屋のひとりごと』。支持率は約7パーセントでした。



こちらは中世の王宮を舞台にしたミステリー小説で、薬師の猫猫が持ち前の知識で事件を解き明かします。「壬氏とのコントみたいな面白い会話や、猫猫が毒に喜んでいる顔など、アニメで見たいところが盛り沢山の作品です」や「コミカライズも人気だし、猫猫と壬氏の関係もちょっぴり進み始めてるので、アニメ化もぜひ進んでほしいですね!」と個性豊かなキャラクターたちの会話や痛快な謎解きをアニメで見たいという読者が多数。ドラマCD化もされている人気作が上位に入りました。

第3位

3位は『乙女ゲーのモブですらないんだが』。2位との差はごくわずかでした。
庭師見習いとして乙女ゲームの世界へ転生した少年を主人公にした恋愛ファンタジー。「心に響くシーンが多いのでアニメで見て泣きたい! 原作もきちんと完結しているので物語をまとめやすいと思うし、あの感動をまだ作品を知らない人にも感じて欲しい」や「萌えか止まらないピュアな物語。こんなキャラクターたちと一緒に過ごしたいと思ってしまいます」といった絶賛の声が寄せられました。


■そのほかのコメントを紹介

『負けヒロインが多すぎる!』には「負けヒロインたちにスポットを当てた視点が新しい。コメディタッチだけどドタバタにならず、時にしんみりとさせるストーリー構成も秀逸」。



『あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守とふしぎな客人たち』には「数多ある契約夫婦ものの中でも、ほんわかぶりと切なさのバランス感が秀逸。イラストも可愛い」。

『辺境の老騎士 バルド・ローエン』には「引退したおじいちゃん騎士がとにかく強くて渋くてカッコイイ! そして何より、旅先でバルドが食べる料理が美味しそう!!」。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』には「『逆襲のシャア』の初期稿をもとにした小説。『機動戦士Ζガンダム』からのアムロの恋人・ベルトーチカが登場するバージョンもアニメで見てみたい。もちろん動くHi-νガンダムとナイチンゲールも」とさまざまなジャンルの作品に投票がありました。



今回のアンケートではすでに完結したタイトルから、メディアミックスで人気のタイトルまで、多彩な作品が集結する結果に。全体的にはファンタジー要素のある作品が目立っています。

■ランキングトップ10

[アニメ化してほしいライトノベル・小説は? 2022年下半期版]
1位 『京都府警あやかし課の事件簿』 天花寺さやか
2位 『薬屋のひとりごと』 日向夏
3位 『乙女ゲーのモブですらないんだが』 玉露
4位 『おまわりさんと招き猫』 植原翠
5位 『MM9』 山本弘
5位 『負けヒロインが多すぎる!』 雨森たきび
7位 『世界の中心、針山さん』 成田良悟
7位 『死神ラスカは謎を解く』 植原翠
9位 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』 燦々SUN
9位 『ユア・フォルマ』 菊石まれほ
9位 『わが家は祇園の拝み屋さん』 望月麻衣

(回答期間:2022年12月3日~12月11日)





■ランキングトップ20

[アニメ化してほしいライトノベル・小説は? 2022年下半期版]
1位 『京都府警あやかし課の事件簿』 天花寺さやか
2位 『薬屋のひとりごと』 日向夏
3位 『乙女ゲーのモブですらないんだが』 玉露
4位 『おまわりさんと招き猫』 植原翠
5位 『MM9』 山本弘
5位 『負けヒロインが多すぎる!』 雨森たきび
7位 『世界の中心、針山さん』 成田良悟
7位 『死神ラスカは謎を解く』 植原翠
9位 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』 燦々SUN
9位 『ユア・フォルマ』 菊石まれほ
9位 『わが家は祇園の拝み屋さん』 望月麻衣
12位 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 汐見夏衛
12位 『陰陽師と天狗眼―巴市役所もののけトラブル係―』 歌峰由子
12位 『最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する』 タンバ
12位 『准教授・高槻彰良の推察』澤村御影
12位 『千歳くんはラムネ瓶のなか』 裕夢
12位 『ベノム 求愛性少女症候群』 城崎
12位 『レゾンデートルの祈り』 楪一志
12位 『四つ子ぐらし』 ひのひまり
12位 『妖界ナビ・ルナ』池田美代子

(回答期間:2022年12月3日~12月11日)


※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。