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「買い物後は袋の中に消毒液をふりかける。手はガッサガサです」極限まで除菌する40代女性

2022年12月21日 06:20  キャリコネニュース

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コロナ禍で除菌や消毒を意識するようになった人も多いだろう。徹底的に除菌を心掛けている40代前半の女性(福島県/素材・化学・食品・医薬品技術職/年収100万円)は、1日に手が荒れるほどアルコール消毒液を使用するという。(文:永本かおり)

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「スマホは水洗い出来る機種を選びました」

女性は、「コロナ禍以前から、調理師という仕事柄、手洗いとアルコール消毒は頻繁にしていました」と語る。しかし、

「コロナ禍になってから、拍車がかかったように思います」

「手洗いはもちろん、外から帰ったら着ていたものに消毒液をふりかけるか、着替えるかをします。買い物をしてきたら、袋から出す前に袋の中に消毒液をふりかけます。整理が終わったら、触った場所全てにアルコール消毒、手洗い、手をアルコール消毒して完了です」

と、帰宅後はあらゆるものを徹底的に除菌する女性。こうした行動は買い物の時だけでなく、日常の様々な場面でも繰り広げられていた。

「宅配物、郵便物なども同様にしたいですが、紙には消毒液をかけられないので、汚いものを触るような手つきで開封して、最後には手洗いとアルコール消毒です」
「スマホは水洗い出来る機種を選びました」

このほか、「車にはアルコールジェル、アルコールスプレー2種類を常備」「携帯用のアルコールジェルとアルコールスプレーも持ち歩いています」など、消毒用アルコールを肌身離さず生活している。

1日に大量のアルコールに触れるため、肌には悪影響もあるようだ。

「こんな生活なので手はガッサガサで、ハンドクリームの消費量もすごいですが、やめるつもりはありません」
「もしかしたら、第三者から見たら強迫性障害に見えるかもしれないけど、一連の行為をやめられないわけではないので違うと思います」
「色々な雑菌、ウイルスと共存している以上、これくらいはしたいという気持ちがある一方、逆に抵抗力が落ちてしまうのではないか…と葛藤しています」

と複雑な胸中を綴る女性。やりすぎの自覚はあるようだが、除菌生活しか安心できない様子だ。