ヤンキー気質の元彼との思い出を「黒歴史」として語った30代の女性。深夜、警察からの電話で「会社の後輩の身元引受人」になった彼氏は、なぜか意気揚々と女性を同行させて引き取りに向かった。
ところが、彼氏は書類に「会社員」も書けない。さらに現れた後輩の風貌にも愕然……と散々なエピソードを振り返った女性だったが、話はそれで終わらなかった。(文:okei)
【前編】ヤンキー彼氏、警察からの電話で「後輩の身元引受人」になるも書類の漢字が書けず… 恋愛黒歴史
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後輩は「あのクソ女のせいで酷い目に遭った」と歩きタバコ
同居中の彼女を殴って警察のお世話になった後輩。その身元引受人になった彼氏には、まだ仕事が残っていた。「最初に記入した用紙の他にもう一枚引き受けの為の用紙があり、そちらにも職業欄が」あったという。
「さすがに2回目の『会社員』は書けるだろうと思いきやまた手が完全に止まりフリーズする彼。警察の方も『緊張しちゃってるのかな?』と優しくフォローをしてくれましたが『ただのバカだよ』と内心思ってしまいました」
結局また「会社員」を代筆したという女性、どんな感情だったのだろう。
ともあれ無事に「後輩と警察署の外へ」出たという一行。帰宅の途に着いたときのことを、女性はこう書いていた。
「後輩は全く反省しておらず外に出るなり『あのクソ女のせいで酷い目に遭った』『タバコ吸いて~』と歩きタバコ」
「後輩が現れるまでは『説教だな、家には歩いて帰らせる』と言っていた彼でしたが、後輩は当たり前のように彼の車に乗り込みました。彼、後輩、私とカオスな車内」
呆れたことに、彼氏は説教するのかと思いきや、「今日人数少なくてさ~」と普通に会話を始めたという。
「二人でゲラゲラ笑っているなか私のテンションはマイナス領域に。後輩を送り、帰りの30分は沈黙の車内。すぐに寝て、翌日もモヤモヤは消えず」
暴力で警察沙汰になり、先輩とその彼女にまで迷惑をかけても反省の色なしの後輩。叱るでもなく二人ではしゃぎ始める彼氏に、女性がドン引きしたのも無理はない。その後、彼との関係は……
「彼が『なんか怒ってるの?』と聞いてきたので『言行不一致が一番信用できない』と伝えました。その他おかしいと感じた部分を伝え別れたい旨を伝えましたが土下座して食い下がられました」
とすぐには別れることもできなかったようだ。「本当に情けない彼でした。それからヤンキー気質の男性がとても苦手になりました」と呆れた様子で明かした女性。この経験は教訓になったのだろうか。