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東京都が新たな“痴漢対策ポスター”を、東京都立大の学生の意見を取り入れ制作

2022年12月20日 13:11  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
東京都交通局は、痴漢等の犯罪・迷惑行為の防止の取り組みとして、更なる対策強化の一環として、より幅広い層への普及啓発を図るため、東京都立大学の学生の意見を取り入れた新たな痴漢対策ポスターを作成した。


ポスターのデザインでは、コンセプトやキャッチコピーについて、東京都立大学の学生と意見交換を行い、その意見を取り入れた。



キャッチコピーは「助ける準備、できていますか?」

「『痴漢行為は犯罪』ということは誰もが知ってはいても、万が一痴漢行為を目撃したとき、被害者を助けるためにどう行動すべきか、心構えのある人は少ないのでは」「あらかじめ具体的な対処方法を知っておく=『助けるための準備をしておく』ことで、いざというとき、勇気を出して見て見ぬふりをすることなく、被害者を助けることができるのでは」「このような意識を持った人が増えることで、痴漢行為を絶対に許さない 社会づくりにもつながっていくのでは」といった学生の意見を取り入れた。



デザインは、痴漢行為を目撃した人が、スマートフォンで対処方法を検索している場面設定とし、下段には検索結果として、以下の3つの対処方法について、それぞれ行動を表す簡潔な言葉とイラストで表現している。



①車内非常通報器を『押して』助ける

②スマホアプリを『見せて』助ける

③『声かけ』で助ける



このポスターは、1月11日から都営地下鉄等の駅構内や車内で掲出されるという。(MN ワーク&ライフ編集部)