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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が開幕 1500点以上を展示

2022年12月20日 12:42  Fashionsnap.com

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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展

Image by: ©DAICI ANO
 「ディオール(DIOR)」と日本との絆を称える「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が、12月21日より東京都現代美術館でスタート。日本初上陸のドレスや資料を含む1500点以上が展示される。会期は2023年5月28日まで。

 同展は、ロンドンやニューヨークなど世界各国を巡回している話題のエキシビション。東京では、フロランス・ミュラー(Florence Müller)のキュレーションにより再考案され、国際的な建築設計事務所OMAのパートナーである建築家・重松象平が空間演出を手掛けた。また、写真家の高木由利子がポスターを撮り下ろし、カタログ撮影も担当するなど、随所に日本文化との関わりが感じられる内容に。
 1500を超える数の展示作品はほとんどが日本初上陸で、ディオールの象徴とも言える「バー」スーツから最新コレクションまで、メゾンの魅力を存分に堪能できる充実のラインナップとなっている。創設者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)はもちろん、イヴ・サン=ローラン(Yves Saint Laurent)、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)といった歴代のクリエイティブ ディレクターたちのクリエイションも立ち並ぶ。
 さらに、切り絵アーティスト・柴田あゆみが手掛けた花びらの装飾や、天井高くまで立ち並ぶドレスのアーカイヴ展示など、繊細かつダイナミックな演出が目を引く仕掛けに。東京都現代美術館が所蔵するアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のシルクスクリーンなど、美術作品とファッションの共演も不思議なハーモニーを生む。

東京展限定のトートバッグなどグッズも販売
 ミュージアムショップではポストカードや図録、ソフトカバーノート、鉛筆、ポスターのほか、東京展限定のトートバッグ(税込1万1000円、購入制限個数:2個)も販売される。
 なお開催期間中は、特別仕様のシャトルバスがGINZA SIXと東京都現代美術館を往復。バス停スタッフのiPad上にてLINEの順番待ちアプリに登録すると、整理券を発行の上、無料で乗車が可能となる。なお、同展はクリスチャン ディオール クチュールの特別協力により、中高生の入場が無料(学生証の提示が必要)。

豪華セレブリティが展覧会の開幕を祝う
 プレビューには、クリスチャン ディオール クチュール会長兼CEOのピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)とウィメンズ クリエイティブ ディレクターのキウリが出席。また、ディオール ジャパン アンバサダーの新木優子、横浜流星、中谷美紀、そしてディオール ビューティー ジャパン アンバサダーの山下智久、吉沢亮、水原希子、柴咲コウ、Cocomiのほか、小池百合子都知事、高畑充希、吉岡里帆、三浦翔平、前田敦子、杉野遥亮など多くのセレブリティが集った。


■「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展会期:2022年12月21日(水)~2023年5月28日(日)  休館日:月曜日(1月2日と9日は開館)、12月28日(水)~1月1日(日)、1月10日(土)  開館時間:10:00~18:00(※展示室入場は閉館の30分前まで)  会場:東京都現代美術館 企画展示室 1階、地下2階 住所:東京都江東区三好4-1-1 問い合わせ先:東京都現代美術館 050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00 年中無休)/ 03-5245-4111(代表)特設ページ