ブラック企業に悩まされる人は多い。キャリコネニュースにはブラック企業に悩んだことがある読者から、さまざまな体験談が寄せられている。（文：コティマム）
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「この仕事はハッタリが大事」などと言われる
クリエイティブ職（メディア・アパレル・デザイン）の40代女性が勤める会社は、経営者夫婦のパワハラがひどいブラック企業だという。
「経営者夫婦のパワハラで過呼吸になった人がいる。求人票と実際（の条件）が全然違う。みなし残業を悪用し、残業代が支払われない。みんなが社長夫婦の顔色を伺ってビクビクしている」
また「社長夫婦はタワマン、ベンツ。従業員は薄給」と、給与面の不満も明かす。
「出世しても責任を押し付けられるだけで、得になることがない。研修も何もない。何もないのに、いきなり原稿を書かせられる。人が辞めすぎて教える人がいない。それに意見すると、『この仕事はハッタリが大事』など言われる」
女性は会社の業種を明かしていないが、何かのメディア関係だろう。パワハラの上に社員教育も仕事のやり方もずさんなブラックぶりだ。
もちろん情報管理も甘く、女性が仕事用に案内されたパソコンには「社長夫人と若い従業員が言い争いをしたメール」が残っていたという。
