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YEEZYの元開発責任者がスニーカー製造会社を本格始動、約600万ドルを調達

2022年12月19日 12:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com


FCTRY LAbの公式サイトより


 YEEZY-Adidas Innovation Lab元所長のオマー・ベイリー(Omar Bailey)が、アビシェーク・ソム(Abhishek Som)と共同で設立したスニーカー製造会社 FCTRY LAbを本格始動すると発表した。ロサンゼルスでの研究所設立に向けて、複数のベンチャーキャピタルから約600万ドル(約8億1700万円)の資金を調達する。

 オマーは、2019年から2022年にかけてYEEZY-Adidas Innovation Labの所長を担当。これまでにラッパーのジェイ・Z(Jay-Z)やサッカー選手のカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)、元アメリカンフットボール選手のテリー・クルーズ(Terry Crews)、アメリカのヒップホップグループ「The Roots」のメンバー クエストラブ(Questlove)、元プロバスケットボール選手 アラン・ヒューストン(Allan Houston)などへフットウェアの開発で携わってきた。
 FCTRY LAbではハイテクスニーカーを設計し、プロトタイプを作成。従来は主にアジアでプロトタイプを作成する必要があったことから、8~12ヶ月要していた市場投入までの期間を1~3ヶ月に短縮できるという。
 同社にはNBAとNFLのスター選手によるコンソーシアムやWeWorkの共同創設者、Time Zero Capitalを介してTinderの共同創設者などが出資。ロサンゼルスの研究所は2023年1月初旬に設立を予定している。

■FCTRY LAb:公式サイト