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「ひとり外食」男性58%、女性40%が経験 - 抵抗のあるジャンルは?

2022年12月18日 12:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
クロス・マーケティングは12月15日、「おひとりさま消費に関する調査(2022年)」の結果を発表した。同調査は11月28日~29日、2022年11月、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に、インターネットで実施した。


直近1年間の外食行動を尋ねたところ、提示したジャンルの飲食店で外食をした人は78%で、うちの49%はひとりでの外食を経験していると回答した。ひとりでの外食経験は、男性で58%、女性は40%となった。



複数人との食事も含む外食ジャンルは、全体で「回転寿司」「ハンバーガー」「ラーメン・餃子」「ファミリーレストラン」「カフェ・喫茶」「うどん」「牛丼・丼もの」が3割を超え、上位に並んだ。


各ジャンルごとの外食経験者に対し、ひとりでの外食率を調べたところ、男性は「牛丼・丼もの」「そば・立ち食いそば」「カフェ・喫茶」「ハンバーガー」「カレー」「ラーメン・餃子」で6割以上で多かった。

一方、女性は、「カフェ・喫茶」「パン(イートイン)」「ハンバーガー」「スイーツ(イートイン)」で3割以上を占めた。男性より女性の方が高いジャンルは「パン(イートイン)」「スイーツ(イートイン)」のみだった。


ひとりで行くことに抵抗感のある飲食店について尋ねると、「鍋・しゃぶしゃぶ」「食べ放題」「焼肉」「エビ・カニ料理」「居酒屋・パブ・バー」などが上位に並んだ。女性はおおむね、どのジャンルでも"ひとり外食"に抵抗を感じる傾向にあることがわかった。


ひとりで飲食店へ行くことへのハードルは、「場違い・居心地の悪さを感じる」「よく知らない場所に行く勇気がない」「話し相手がいなくてつまらない」が多かった。


ひとりで行きたい飲食店はどのようなものか聞くと、個室やパーテーションなど「ひとりでも周囲が気にならない席」、1人客が多い店や「おひとり様歓迎」といったことが張り出されている店、注文がタブレット方式や店主・店員との距離がほどよい店などが挙げられた。(フォルサ)