世の中、結婚したほうがいい人とそうでない人の2種類が存在する。たとえば純粋に自分勝手だったり、1人が好きだったり、子供嫌いな人は結婚してもメリットの大半を享受できない。
あと、特にギャンブルに明け暮れている人。あるいは過去にギャンブルにドハマりした人なんてのも、結婚はしないほうが自分や伴侶のためとも考えられる。(文:松本ミゾレ)
「離婚は免れたいけど厳しそうやわ」
先日、5ちゃんねるに「ワイ、ついに嫁に借金がバレる」という勇ましいスレッドが立っていた。スレ主は「もう終わりかも、ワイはダメ人間や」「離婚は免れたいけど厳しそうやわ、今子供連れて出ていった」と嘯いている。
理由はギャンブル。競馬、ブックメーカー、オンラインカジノと、いずれもリターンの大きさを期待して手を出す人が多い賭博行為を挙げている。その他、大人の夜のお店の利用も少々あったということ。なんとも言えない俗物感が漂う。こんなパパが欲しい子供なんざいない……。
というか、この150万の借金。このスレ主個人がどうにか返済できる範囲の額であれば、奥さんも愛想をつかさなかったかも知れないが、彼はスレッド内で返済の目処について「親に頭下げるしか無さそうやわ」と書き込んでいた。一応、家の貯金はあるというが、自分一人で一括返済できないのは情けないことこの上ない。
結婚したらギャンブルは卒業!それができなきゃ稼ぐこと!
僕なんかに指摘されるまでもないことなんだけど、そもそもギャンブルにのめり込む自覚がある人って、言わば爆弾を抱えながらもよく結婚できるなぁと、正直驚いてしまう。
ギャンブルに没頭するような人は結婚しちゃダメだろ、というのが僕の自論。だってもし妻子があるときにその爆弾がさく裂してごらんなさいよ。自分だけじゃなく、家族にも貧しい、惨めな思いをさせてしまうわけだから。そういう目先に予想できる不幸を回避するには、クズは結婚しないこと。これが一番!
もしくはいつそんなことが起きてもいいように、十分以上に稼ぐ力を身につけること。でもギャンブル依存の人ってギャンブル以外のバイタリティが低いから、これは現実的な話ではないかもしれない。となってくると、ギャンブルなんて言う悪性の因子を持つ人が結婚なんか夢見ちゃダメなのである。
結婚したら、ギャンブルに使うお金は家族のための投資と割り切って貯蓄すること。この決意ができない人が結婚したって、大抵ろくでもないのだ。