学生時代に失敗した恥ずかしい経験は、大人になっても同じことをしないよう脳内に刻み込まれる。トイレ事情にまつわるトラウマを明かした40代後半の女性(群馬県/事務・管理/年収250万円)。10代の頃の恥ずかしい思い出をこんな風に語ってくれた。(文:永本かおり)
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「私は漏れるギリギリ」
女性は「まだ若く年頃の30年前の専門学生時代のエピソードですが未だにダメです」と切り出すと、
「電車通学しており途中で急にトイレに行きたくなり限界に近付きつつありました」
と、いきなりのピンチを振り返る。やっと駅に着いたもののホーム内には公衆トイレがなく、外にあったため一旦改札を抜けてトイレへ向かった。
「とにかく急いでトイレに間に合ったのですが、扉が横ではなく扉に背中を向ける真後ろのタイプでした。しかも和式」
女性はここで、とんでもない失態をおかしてしまう。
「慌てて鍵を閉めたつもりでしたが締まりきってなかったのです」
「しかし私は漏れるギリギリでしたので用を足しホッとした時に、何だか後ろが明るい事に気が付き振り返ると扉は空いており、しかもそこはタクシー乗り場でお客様待ちのタクシーが何台も止まっている場所でした」
「私はお尻丸出しで用を足している姿を不特定多数のタクシー運転手と歩いている人達にさらけ出しておりました」
慌てていたとはいえ最悪の状況だ。
「まだ10代だった私は恥ずかしさで慌てて電車に戻り、その後一度もそのトイレは使用する事もなかったです」
とショックすぎるやらかし体験を明かした女性。
「その時のトラウマで未だに後ろ扉の和式タイプの公衆トイレの場合、何度も何度も振り向きながら用を足している私です」
と30年経った今でも念入りに注意し続けているようだ。