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「呪術廻戦」ジャンフェスリングで呪術体験、五条のカラフルな術式に榎木淳弥が嫉妬

2022年12月17日 15:18  コミックナタリー

コミックナタリー

「呪術廻戦」のステージの様子。(c) SHUEISHA Inc. All rights reserved.
芥見下々原作によるTVアニメ「呪術廻戦」のステージが、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2023」にて本日12月17日に実施された。

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イベントには虎杖悠仁役の榎木淳弥、五条悟役の中村悠一、真人役の島崎信長が登場。事前に観客に配布されていたジャンフェスリングを「呪力を検知するリング」として使用し、歓声が出せないながらも、客席を巻き込んだ迫力のある演出で“幕張事変”を披露する。その様子を俯瞰で観ていたというキャスト陣は、客席の光の演出を楽しんでいる様子だった。

まずはTVアニメ「呪術廻戦」第2期の予習コーナーからスタート。第2期は連続2クールで放送され、五条悟と夏油傑の高専時代のエピソード「懐玉・玉折」と、ハロウィンで賑わう渋谷の街を舞台にした「渋谷事変」が展開されることがすでに伝えられている。スクリーンに映し出されたキービジュアルを前に、キャスト陣はそれぞれ感想を語り合う。

続いてステージでは、第2期の放送時期が2023年7月であることを発表。第2期の「懐玉・玉折」に登場するメインキャラの設定画を盛り込んだPVが上映されると、会場は大きな盛り上がりを見せた。「懐玉・玉折」で高専時代が描かれる五条を演じる中村は、若い頃の五条と現在の五条の違いや、演じる上で意識した点を語り、作中で描かれる五条と夏油の関係や変化にも注目してほしいと述べた。

「渋谷事変」にも登場する真人役の島崎は、真人というキャラクターの魅力や、「渋谷事変」の見どころについてコメント。また今年8月に渋谷をジャックした「呪術廻戦」の広告について話がおよび、その広告の映像がスクリーンに映し出されると、榎木は両親も喜んでいたと感慨深げに語った。

さらに「ジャンフェスリングを光らせろ!みんなで呪術『体験』」と題したコーナーを展開。観客が持っているジャンフェスリングを使い、術式や技を再現するという内容で、榎木、中村、島崎がそれぞれ自身の演じるキャラクターのセリフを読み上げると、それに連動してリングが光るという試みだ。榎木は「逕庭拳」、島崎は「自閉円頓裹」と1つずつ披露する中、中村は「術式順転『蒼』」「術式反転『赫』」「虚式『茈』」と3段階で披露すると、そのカラフルな色合いに榎木から羨ましがられる場面もあった。

そのほか芥見に「死滅回游」についての質問に回答してもらう「劇的展開『死滅回游』疑問直撃」コーナーも。「『死滅回游』の泳者として他に考えていた職業のキャラは?」「泳者として漫画家のキャラ、シャルルが登場。この発想のきっかけになったのは?」といった質問に、中村と島崎による回答予想を交えながら、芥見の答えを紹介していった。さらにアニメ「呪術廻戦展」より「『劇場版 呪術廻戦0』編」の開催も明らかに。2023年3月より東京・松屋銀座で開催されたのち、順次全国を巡回する。

イベントの最後には、芥見からの手紙を島崎が代読。読者に対する感謝の言葉とともに、今後の展開を予想させる言葉も届けられた。そして中村、島崎、榎木の順で第2期に向けた挨拶を行い、この日のステージは幕を下ろした。