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「アニメ聖地88」リコリコの墨田区、推し武道の岡山市などに富野由悠季が認定証贈呈

2022年12月16日 19:40  コミックナタリー

コミックナタリー

「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」2023年版の発表会の様子。
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」2023年版が発表され、88作品、26施設、2イベント、117自治体が選定された。

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2023年版で新たに選定された作品・地域は、「バクテン!!」の宮城県岩沼市、「女子高生の無駄づかい」の埼玉県所沢市と東京都東村山市、「リコリス・リコイル」の東京都墨田区、「スローループ」の神奈川県横須賀市、「シキザクラ」の愛知県名古屋市と豊田市、「であいもん」の京都府京都市、「サマータイムレンダ」の和歌山県和歌山市、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の岡山県岡山市、「蒼の彼方のフォーリズム」の長崎県五島市。また「ゆるキャン△」シリーズで東京都昭島市、山梨県山梨市、愛知県名古屋市が追加認定された。さらに施設枠で、東京都豊島区のアニメイト池袋本店、大分県日田市の進撃の巨人 in HITAミュージアムも新規選定されている。

本日12月16日に行われた発表会には、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を選定するアニメツーリズム協会より、会長の富野由悠季、理事長の石川和子氏、副理事長の井上伸一郎氏らが参加。新聖地の代表者らが登壇して作品への感謝や地域の魅力などを述べ、それぞれに認定証の贈呈が行われた。

「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」2023年版では、6月1日から9月30日にかけて、全世界のファンに向けたWeb投票と、日本全国約160カ所に設置された投票箱によるユーザー投票を実施。その結果をもとに、権利者や地方自治体関係者とも協議を行い、最終的に協会理事会で選定した。

今年の総投票数は過去最高となる11万2438票。国内と海外の比率は国内が71%、海外が29%となっており、コロナ禍以前と比べると海外の比率が大きく下がっているものの、海外票の数自体は2019年版以上だという。海外で投票者が多かったのはアメリカ、台湾、インドネシア、インドなど。2020年の結果では中国、香港、台湾がトップ3だったことから、動画サイトの広まりにともなって、アジア圏以外にも日本アニメのファンが増加していることが発表会の中でも指摘された。

公式サイトでは「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」2023年版の結果リストを掲載。選定内容紹介ページは、準備が出来次第の更新が予定されている。