北条司「シティーハンター」が、日本で実写映画化されることが決定。Netflixで全世界配信される。
【大きな画像をもっと見る】これまで香港、韓国、フランスで実写版が制作されてきた「シティーハンター」。今回の映画では、実際の新宿の街での撮影や、原作で表現される日本語独特のニュアンスなどを活かし、現代の新宿を舞台とした日本ならではの実写化を目指す。それに伴い、リョウの衣装はアニメ版「シティーハンター」のジャケット姿ではなく、原作マンガのロングコートが採用され、ステンカラーからタイロッケンコートへと変更されている。
併せてキャスト、スタッフが公開に。主演として冴羽リョウ役は鈴木亮平が演じ、監督を佐藤祐市、脚本を三嶋龍朗、音楽を大友良英が務める。原作者の北条、鈴木、佐藤監督、エクゼクティブプロデューサーの高橋信一からはコメントが到着。またこれらの発表とともに解禁された写真には、愛用するコルトパイソン357マグナムの撃鉄に指をかけ、新宿の夜景をバックに佇む、鈴木扮するリョウの姿が描写された。
■ 北条司(原作者)コメント
構想約10年(笑)、ようやくクランクインしました。実写化するなら「シティーハンター」好きの方にやってもらいたいなとずっと思っていた中、鈴木亮平さんが冴羽リョウ役をやられるという企画をいただきました。それから長い時間がかかりましたが、亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの日を迎えることができました。撮影も見学させてもらいましたが、現場が和気藹々ととても楽しそうで、撮影も細部まで妥協がなく素晴らしかったです。いい役者さんたちとスタッフに関わっていただけていることを感じて、とても楽しみになりました。語弊があるかもしれませんが、漫画的な表現にこだわらず、映画的なリアルな面白さを追求してもらえたら嬉しいです。
■ 鈴木亮平(冴羽リョウ役)
この度、Netflix映画「シティーハンター」にて主人公の冴羽リョウ役を演じさせていただくことになりました。
北条司先生が生み出したこの珠玉の名作を、そして数え切れないほどのファンに愛される冴羽リョウというキャラクターを皆様からお預かりさせていただくことに、非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております。やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます。
どうすればファンの皆様に、そして原作を知らない世代の方にも「シティーハンター」の世界を一番良い形で楽しんでいただけるのか。どうすればこの令和の新宿に、冴羽リョウという男を現実の人物として召喚できるのか。虚構とリアル、80年代と2020年代、そのバランスを日々考え続けながら現場に立っています。
あのクールで、ロマンチックで、おバカで、もっこりで、そして最高に格好良いシティーハンターの世界を、大切に大切に、皆様にお届けしたいと思っております。
■ 佐藤祐市(監督)コメント
どこで聞いたのか? 定かでは有りませんが鈴木亮平くんがシティーハンターの大ファンだった。と言うのは結構前から知っていました。もしかしたら、直接ご本人に聞いたのかも知れません。
スタッフ・キャストに助けられながら、素敵な「アクション(もっこり)エンターテイメント」を目指して皆んなと共に突き進んで行きたいと思っています。
お楽しみに。
■ Netflixコンテンツ部門マネージャー・高橋信一(エクゼクティブ・プロデューサー)コメント
以前、鈴木亮平さんとご一緒した作品を通して彼の作品にかける情熱と献身性に魅入られ「またいつかご一緒したい」と強く思っていました。原作、アニメーションを通して、リョウと香たちの物語を追いかけ続けてきた者として、亮平さんが冴羽リョウ役を演じ、「現代の新宿をリョウたちが疾走する背景にはどんな大騒動があるのだろう?」と想像するだけで興奮が隠せません。全世界で愛される「シティーハンター」の原作の魅力を引き出し、更に見たことのない実写化を佐藤監督、キャスト・スタッフの皆様と目指していきます。
■ Netflix映画「シティーハンター」
原作:北条司「シティーハンター」
出演:鈴木亮平
監督:佐藤祐市
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一
プロデューサー:三瓶慶介、押田興将
脚本:三嶋龍朗
音楽:大友良英
撮影監督:清久素延
照明:浜田研一
録音:田辺正晴
美術:小坂健太郎
装飾:小林宙央
衣装デザイン:小川久美子 坂上秀平
ヘアメイクディレクション:酒井啓介
メイク:塩谷英里
アクション監督:谷本峰
スクリプター:藤島理恵
ロケーションマネージャー:武石宏登
製作:Netflix
制作:ホリプロ、オフィス・シロウズ
原作協力:コアミックス
※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記。