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バリーがエベレストの清掃活動に関する声明を発表 3年間で7トン以上の廃棄物を撤去

2022年12月14日 12:02  Fashionsnap.com

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 「バリー(BALLY)」が、2030年までエベレストの清掃活動に取り組むことを発表した。それに伴い、ニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリー(Edmund Hillary)とシェルパ族のテンジン・ノルゲイ(Tenzing Norgay)がエベレスト初登頂に成功後70周年を記念したカプセルコレクションを2023年春に発売する。

 バリーは、2019年にバリー・ピーク・アウトルック(Bally Peak Outlook)財団を通じた山岳保全活動を開始。ローツェ山やマカルー山などのベースキャンプの清掃活動を行ったほか、標高8000メートル以上のヒマラヤ山脈から7トン以上の廃棄物を撤去する資金を提供してきた。同財団は、清掃活動に加え、シェルパ族の学生を支援する教育プログラムも行っている。
 1953年5月29日にテンジン・ノルゲイがエベレストの初登頂に成功した際に、バリーの特注のトナカイブーツを履いていたことから、来年迎える70周年を記念したカプセルコレクションを製作。コレクションの売上は、全額山岳コミュニティの支援のために寄付されるという。

■バリー:公式サイト