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2023年スーパーフォーミュラ開幕前公式合同テストは1回の見込み。「過密スケジュール回避のため」

2022年12月13日 20:50  AUTOSPORT web

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2022スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテスト セッション1開始の様子
 12月13日、全日本スーパーフォーミュラ選手権をプロモートする日本レースプロモーション(JRP)は、『SUPER FORMULA NEXT 50(ゴー)』のプロジェクト発表から約1年が経過するにあたって、その成果報告と2023年の取り組みについて発表会を実施。その中で、2023年の開催スケジュールも正式にアナウンスされた。

 例年開幕を前にした3月に2回行われてきた公式合同テストについての正式なアナウンスはなかったが、JRPの上野禎久社長が記者からの問いに答えるかたちで、2023年3月4~5日に開催を予定されている『2023鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー』の近日に鈴鹿サーキットで1回の実施となり、テスト数を減らす方向だと明らかにした。

 2023年のスーパーフォーミュラの開催スケジュールは、11月30日にJAF日本自動車連盟が発表した全日本レース選手権カレンダー登録申請一覧のとおり全7大会が開催され、このうち第1大会の富士、第7大会の鈴鹿で2レース制が採用され、レース数としては全9戦となる。

 また、4月の鈴鹿大会と8月のもてぎ大会については、二輪(JSB1000)との併催となることに加え、第4戦には『九州大会 in オートポリス』、第5戦には『東北大会 in スポーツランドSUGO』と、それぞれの地域名称が大会名に加わることになった。

 発表会の質疑応答セッションでは、例年開幕前の3月に2回実施されてきた公式合同テストが1回となる見込みであることについて、記者の問いに答えるかたちで、JRPの上野社長が言及。

「3月はいろいろなカテゴリーの開発テスト・シーズン前テストが集中してますので、過密スケジュールを回避する目的です。ただ、シーズン中にもう1回テストができないかというところを今模索しています」と説明した。

 なお、2023年シーズンより正式導入される新車両『SF23』のデリバリーは2023年1月中には完了する見込みだという。2023年シーズン開幕前の公式合同テストのスケジュールについては、後日正式にアナウンスされる見通しだ。

■2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権スケジュール
RoundRaceDateCircuit114/8富士スピードウェイ124/9富士スピードウェイ234/21~23鈴鹿サーキット2輪JSB1000クラスと併催345/19~21オートポリス九州大会 in オートポリス456/16~18スポーツランドSUGO東北大会 in スポーツランドSUGO567/14~16富士スピードウェイ678/18~20モビリティリゾートもてぎ2輪JSB1000クラスと併催7810/28鈴鹿サーキット7910/29鈴鹿サーキット