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日本初、イヴ・サンローランの回顧展が国立新美術館で開催

2022年12月13日 16:52  Fashionsnap.com

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Image by: TBSテレビ
 イヴ・サンローランにフォーカスした日本初の回顧展「イヴ・サンローラン展」が、国立新美術館で開催される。会期は2023年9月20日から12月11日まで。

 サンローランは1936年アルジェリア出身。パリ・クチュール組合学校を経て、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」に入社した。創業者ディオールの急死を受け、同氏が手掛けた初のコレクションを1958年に発表。1962年には自身の名を冠した「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」を立ち上げて独立し、2002年に引退するまでの約半世紀にわたり、女性の装いに変革を起こしてきた。
 同展は、イヴ・サンローラン美術館パリによる全面協力のもとで開催される回顧展で、序章を含めた全12部で構成。ディオールや自身のブランドのファーストコレクションを含む全110点のテキスタイル作品をはじめ、同氏が描いたグラフィック作品全124点、写真作品全30点、ジュエリー全55点を交えて、サンローランが自身のスタイルを確立するまでの過程を紹介する。
 イヴ・サンローラン美術館パリのプレジデントで、ピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団の理事長を務めるマディソン・コックス氏は「イヴ・サンローランは現役のデザイナーで初めて1983年にニューヨーク・メトロポリタン美術館で展覧会が行われたことで知られています。没後の大型の回顧展は2010年にパリ市立プティ・パレ美術館で行われ、世界中から注目を集めました。イヴ・サンローラン本人が大好きだった日本の地で、アジア初の大回顧展を開催できることはこの上ない喜びです」などとコメントした。

■イヴ・サンローラン展会期:2023年9月20日(水)~12月11日(月)休館日:毎週火曜日開館時間:10:00~18:00(※毎週金・土曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで)会場:国立新美術館 企画展示室1E住所:東京都港区六本木7-22-2電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)公式サイト