コメ兵HDがシンガポールに孫会社設立　海外リユース市場のシェア拡大へ

　コメ兵ホールディングスが、シンガポールに孫会社「KOMEHYO SINGAPORE PTE. LTD.」を設立することを取締役会で決議した。子会社のKOMEHYO HONG KONG LIMITEDを通じて、12月中の設立を予定している。

　コメ兵ホールディングスは、ブランドファッション事業におけるグローバル戦略で「KOMEHYO」と「BRAND OFF」という2つの屋号と、国内シェア最大規模を有する「買い取り」「小売り」「卸売り」「オークション」という4つのチャネルを活用し、進出都市に応じて最適な組み合わせで展開。現地にリユース文化を根付かせながら成長していくことを目指している。
　シンガポールについては、海外ブランドリユース市場でシェアを拡大するうえで、金融・物流・情報など様々な観点から重要な拠点になると捉え、新会社の設立を決定した。代表執行役にはコメ兵の香港やタイ進出を手掛けた同ホールディングスの執行役員 竹尾英郎氏が就任する。