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『ネット流行語100』年間大賞は「ウタ」。第2位は「タコピーの原罪」、第3位は「モンキー・D・ルフィ」

2022年12月13日 13:00  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

ピクシブ、ドワンゴによる『ネット流行語100』年間大賞2022が発表された。

2018年にスタートし、今年で5回目の開催となった『ネット流行語100』では、「ピクシブ百科事典」「ニコニコ大百科」の各単語ページにおけるアクセス数の昨年比の差分にもとづき、今年ネットで最も流行った100単語をノミネート。12月12日に行なわれた表彰式では、100単語をランキング形式で発表し、大賞のほか、pixiv賞とニコニコ賞が発表された。

年間大賞は8月に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する「世界の歌姫」ウタ。四皇・赤髪のシャンクスの娘・ウタは主人公ルフィの幼なじみであり、歌唱をAdoが担当したことも話題となった。第2位は「衝撃の小学生ドラマ」を描いた漫画『タコピーの原罪』、第3位は『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィなど、『ジャンプ』関連のワードがトップ3を独占した。第4位は特撮テレビドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が獲得した。

昨年よりもpixivへの投稿数が増えたタグ(単語)が対象となるpixiv賞は『SPY×FAMILY』が獲得。なお『ネット流行語100』の5位には同作のヨル・フォージャー、10位にはアーニャ・フォージャーがランクインしている。

ニコニコユーザーによるアンケートで選ばれるニコニコ賞には「ずんだもん」が選出。東北6県全体を盛り上げるイメージキャラクター「東北ずん子」の武器に変身するずんだ餅の妖精「ずんだもん」は登場した当初、ファンアートは多くはなかったが、公式がずんだもん人間変身バージョンを発表したことや、テキスト読み上げソフトへの対応をきっかけに、人気・認知度共に急上昇し、ゲーム実況プレイ動画などで幅広く活躍している。

大賞:ウタ(『ONE PIECE FILM RED』)/集英社 週刊少年ジャンプ編集部『ONE PIECE』原作メディア担当・高野健

このたびは「ネット流行語大賞100 2022」にて『ウタ』が1位を受賞したとのこと、誠にありがとうございます。またモンキー・D・ルフィ、ONE PIECE FILM REDの入賞につきましても、重ねてお礼申し上げます。日頃よりONE PIECEを応援してくださっている読者の皆様、視聴者の皆様のご声援あってこその受賞と感じております。尾田先生からはじまり、製作委員会チーム、声優の皆様、Ado様をはじめとするアーティストの皆様のお力添えあって生まれたこのキャラクターが、日本中で愛されていることを心から嬉しく思います。これからもONE PIECEが皆様に愛していただける作品であり続けるよう、チーム一同一層気を引き締めてまいります。

第2位:『タコピーの原罪』/作者・タイザン5

この度は『ネット流行語100』第2位をいただき誠にありがとうございます。ひとえに作品に関わっていただいたみなさま、お読みいただいたみなさまのおかげです。本当にありがとうございます…!

第5位:ヨル・フォージャー、第10位:アーニャ・フォージャー/『SPY×FAMILY』担当編集・林士平

10位にアーニャ・フォージャー、5位にヨル・フォージャーを選んでいただき、ありがとうございます。アーニャは漫画の時からかわいいと思っていたのですが、アニメで種崎さんの声がついて、アニメチームがかわいい動きを加えてくれて、「動くアーニャってこんなにかわいいんだ!なんだこのキャラは!」と、担当ながら思ってしまいました。ヨルさんも声優発表の時に「解釈一致」という言葉がトレンド入りするくらい、原作サイドとお客様サイドのキャラクターイメージが一致していたことをとても嬉しく思っています。多くの方が2人について調べてくださり、今回の順位に繋がったと感じています。今年だけじゃなくて来年も再来年も、フォージャー家を愛して、楽しんでいただけたら嬉しいです。

第6位:『デリシャスパーティ♡プリキュア』/シリーズディレクター・深澤敏則

デパプリファンの皆さん、おめでとうございます! この賞は皆さんの応援に対する賞だと思います。そして、シリーズとして19年間紡いできたものがあるからこそです。いつも支えていただき本当にありがとうございます。

第12位:『リコリス・リコイル』/監督・足立慎吾

ささやかながら、人々の口の端にのぼる作品になれたのはとても嬉しい事です。ONAIRが始まり、ネット上で大きな反響を頂く事は、制作スタッフの頑張る力になっていました。ありがとうございます。初めは私達の中だけにいた千束たちが、こうして多くの人の心の中にも届いた事はオリジナルアニメを制作する全ての者の励みになると思います。来年もまだまだリコリコをよろしくお願いします。

第13位:『ELDEN RING』/フロム・ソフトウェア

この度は「ELDEN RING」を選考いただき誠にありがとうございます。たくさんの皆様にプレイしていただきとても感謝しております。改めてお礼を申し上げます。

第17位:マキマ/『チェンソーマン』担当編集・林士平

マキマさんが17位に選ばれたという事で、大変光栄に思います。選んでいただいたみなさん、本当にありがとうございます。チェンソーマンは今、第二部が絶賛連載中です。毎週火曜日の深夜、アニメの放送時間と漫画の更新時間がたまたま全く同時刻で、担当編集としては「なぜちょっとでもズレなかったんだろう」と思いながらも、もしかしたら両方いっぺんに楽しんでねという、そういう運命なのかなと思っています。皆さんどっちから見ようかなと迷子だと思いますが、漫画とアニメどっちから見ても全然かまわないので、ぜひ両方楽しんでいただけたらと思います。

第18位:壱百満天原サロメ/壱百満天原サロメ

わたくし壱百満天原サロメが18位にランクインしたという事でまーたいへん、うれしく、光栄に思っておりますの! わたくしインターネットで生まれインターネットで生きてきたような女でございますから、このような場所にわたくしが名前を連ねていることがとってもうれしいですわー! 皆様応援ありがとうございます。今年一年、正直申し上げるとほんとにね、意味分からない一年でございましたー! 皆様も思っておられると思うんですけども、ですが壱百満天原サロメとして、皆様方とこうしてインターネットで出会えて本当に良かったなーと思っております。一歩踏み出して本当によかったなと、深く深くかみしめておりますわ。では来年も、このように意味の分からない一年をお送りいたしますわよー! 今後とも応援よろしくお願いいたしますわ!

ニコニコ賞:

ずんだもん/ずんだもん

みんな、ずんだもんに投票してくれて、ありがとうなのだ。12月30日には、アニメ「ずんだホライずん」を放送するので、見てほしいのだ。

ずんだもん/SSS合同会社CEO・小田恭央

正直ここまで伸びるとは思っておらず、応援してくださってありがたいです。VOICEVOXという音声合成ソフトにずんだもんが採用され、新しいゆっくり動画のような形が生まれました。これも投稿してくださった皆様のおかげです。最近はVOICEVOXだけではなく、Seiren VoiceやNEUTRINO、MMVCといった新しい音声合成ソフトに対応しております。その分、ずんだもんは何者でどういう広がり方をしているのか分からないユーザーの皆様も増えてきているかと思います。わがままを言って申し訳ありませんが、ずんだもんを紹介する動画を作っていただけると嬉しいです。

pixiv賞:『SPY×FAMILY』/『SPY×FAMILY』担当編集・林士平

今回はなんと、pixiv賞を受賞させていただいたと伺いました。ありがとうございます。今年は12月17・18日で、毎年やっている「ジャンプフェスタ」というイベントを開催します。そこで「SPY×FAMILY」についても色々と新しい告知がありますので、ぜひこちらも楽しみにしていただきたいです。漫画は少年ジャンプ+にて隔週月曜日に配信してます。「流行っているが中身を知らないぞ」という方はぜひ、初回全話無料なので、一話から一気に最新話まで読んでいただいて、隔週月曜日の連載を楽しんでいただければ幸いです。引き続き「SPY×FAMILY」をいろいろな形で皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。何卒よろしくお願いします。