組織のトップに「使えない社員」の烙印を押されてしまったら、そこで生き続けることは難しい。和歌山県に住む30代前半の男性(その他/正社員・職員/年収500万円)が、「会社をクビになった」経験談を語ってくれた。
男性は、入社後2年間は違う会社に派遣されていたが「3年目に無理を言って本社のある部署に戻らせてもらった」という。ところが
「私は、ワンマン社長から目をつけられ、同僚が私のあらを逐一報告するような体制になっていた」
となぜか過酷な本社勤めをする羽目になってしまった。(文:okei)
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「パワハラワンマン社長だったため、社員からは相当嫌がられていた」
男性の何が気に入らなかったのかは不明だが、「上司からいじめや、嫌がらせをされるのに耐え1年が過ぎた」頃、男性はとうとう最後通告を食らうことになる。
「ある日ワンマン社長から呼び出され『お前は使えない、同僚も言っている辞めてくれ』と言われクビを宣告された」
自身を「もともと人とは違う性格で、理解されにくい」と自己分析する男性は、そのため「凄くワンマン社長の目についたようだ」と解釈。その上で
「今はもうそのワンマン社長から解放され自由の身になれたが、こんなやつに飼われてたと思うと凄い情けなく思えた」
「ケチで自分の考え方が全て正しいと思っていて、パワハラを使うワンマン社長だったため、社員からは相当嫌がられていた。ある社員には『俺は社長だぞ』と言ってたのを聞いたことがある。社員の皆から印象が悪いことを自分で認めているため、そんな言葉がでるのだと思った」
と胸中を明かす。社長に対する憤りはいまだに収まらない様子で、「情けないぞ、ワンマン社長!さようなら」と捨て台詞を綴っていた。