「ルパン三世」のスピンオフアニメ「LUPIN ZERO」が、12月16日より新動画配信サービス・DMM TVで独占配信される。その第1話、第2話のあらすじと場面カットが公開された。
【大きな画像をもっと見る】「LUPIN ZERO」は1960年代前半の東京を舞台に、13歳のルパンを描き出す「ルパン三世」の前日譚。あらすじが公開された第1話「少年ルパン、狼に出会う」では、ルパンと中学の同級生である次元がナイトクラブのシンガー・洋子を取り巻く事件に遭遇し、2人で手を組んで彼女を危機から救い出す。第2話「列車で秘宝に食らいつけ」では次元が、父親の代理として列車で運ばれる秘宝の警護をすることに。真面目に仕事をしたい次元だが、その内容をルパンに知られてしまうという展開になっている。
同作のメインテーマや劇伴を手がけた、大友良英のコメントも到着。「山下毅雄作曲の初代ルパン三世の音楽のリメイクをベースにしたいという意向を監督から聞いた時は本当に興奮しました。なにしろ私が最も敬愛する劇伴作曲家ですから」「この世代を超えた音楽のバトンを楽しんでいただけたら幸いです」と、アレンジ元になった楽曲にリスペクトを捧げた。「LUPIN ZERO」のサウンドトラックVol.1が12月25日に全世界へ向け配信されることも決定。2023年1月13日には、Vol.2の配信も予定されている。
「LUPIN ZERO」の独占配信を記念して、DMM TVで特別番組が配信されることも決定した。12月15日には芸人・なすなかにしをMCに、ルパン役・畠中祐と次元役・武内駿輔が作品の世界観や見どころ、アフレコ裏話などを語る「声優陣がZEROから魅力を語るSP」を配信。12月22日には畠中、武内のトークを聞きながら先行配信で第3話を楽しめる「声優陣とウォッチパーティ」が配信される。
■ 大友良英コメント
「LUPIN ZERO」の音楽を作るにあたり、山下毅雄作曲の初代ルパン三世の音楽のリメイクをベースにしたいという意向を監督から聞いた時は本当に興奮しました。なにしろ私が最も敬愛する劇伴作曲家ですから。
初代ルパンの音楽は完全には残っていません。アニメについている劇伴の断片をもとに欠けているピースを想像で埋めつつオリジナルに近い感じで録音、さらに「LUPIN ZERO」で必要な新たな要素を、ヤマタケさんへのアンサーのつもりで新たに作り足しました。この世代を超えた音楽のバトンを楽しんでいただけたら幸いです。
■ アニメ「LUPIN ZERO」
2022年12月16日(金)DMM TVにて独占配信開始
□ スタッフ
原作:モンキー・パンチ
監督:酒向大輔
シリーズ構成:大河内一楼
設定考証:白土晴一
キャラクターデザイン:田口麻美
音楽:大友良英
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作:トムス・エンタテインメント
□ キャスト
ルパン:畠中祐
次元:武内駿輔
洋子:早見沙織
しのぶ:行成とあ
ルパン一世:安原義人
ルパン二世:古川登志夫
原作:モンキー・パンチ (c)TMS