飛び込み営業の部署に「期待の星」として入社した50代の新人。しかし同僚となった女性が噂に聞いていた人物像とは全く違う様子で、2か月経っても契約が1件も取れなかった。(前編はこちらから)
それどころかサボリが目立ちだし、謎な生態がどんどん露呈していく。(文:草茅葉菜)
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「伝説の彼は3000万の資産を持ってるとの事でしたがケチでした」
上司が「やる気がないなら辞めても構わない」と新人に言ったところ、「お金がないので居させて欲しい」と懇願された。それでもサボるのをやめなかったため、ポスティングのみの仕事になってしまった。
最終的には上司を激怒させ、居づらくなったのか辞めていったという。その後風の噂で「高待遇な会社を研修期間の間だけいて職を転々としてる」と聞いた女性。そしてなんと、最近になって知人の会社に入社したそうで、
「履歴書にはうちの会社の記載はなく広告代理店に長年勤めてたように書かれていた」
と嘘の履歴を記載していたことも明らかに。そのうえ、「何より最後にビックリした事」として女性が明かした話が衝撃的だ。
「皆社内で飲むコーヒーは各々持ってきてたのですが伝説の彼はなんと『ある人のコーヒーを丸ごと1瓶分』飲んでました。持ち主がたまにしか珈琲を飲まないのをいい事にちびちび盗んでたようです。私のも手をつけられかけたのでマジックででっかく名前を書いたら収まりましたが」
人のコーヒーを勝手に飲み切るとは何ごとか…まったくもって理解不能だ。
「伝説の彼は3000万の資産を持ってるとの事でしたがケチでした。他の社員が住所を頼りに家へ行ったらボロボロのアパートに住んでいたそうです」
最後はこんな風に綴った女性。不可解な新人に振り回されてさぞ大変だっただろう。