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「1日14時間拘束がしんどくて辞めた」→転職先もタイムカードなし、16時間拘束のブラック企業で即退職した男性

2022年12月08日 20:20  キャリコネニュース

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「運送会社の営業からカーディーラーの営業に転職した時が失敗でした」とキャリコネニュースに転職失敗談を寄せたのは、今も営業職として働く30代前半の男性(新潟県/正社員/年収500万円)だ。前職を辞めた理由は

「とにかく休みがなく、1日の拘束時間も14時間が普通という環境だったため、体がしんどく」

というものだった。ところが男性は、別の業界の営業に転職するや「前職のほうがマシだった」という苦い経験をすることになってしまった。(文:okei)

※キャリコネニュースでは引き続き転職をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HEKC3Q7B

「まず、タイムカードがない」

「営業の仕事自体は楽しかったため、業界は違いますが以前から興味があったカーディーラーに転職しました」と男性は振り返る。しかし……

「このカーディーラーがかなりブラック気質で まず従業員のタイムカードがありませんでした。月の最終日に紙を渡され、そこにあたかも毎日定時出社、定時退社をしたかのように1日の勤怠を1か月分記入するように言われました」

「定時は8時半~17時半の会社だった為、1か月分その時間で記入させられました。 しかし実際は毎日のように残業です。ひどい時は朝8時半~深夜1時になったこともあります。休日出勤も当然のようにありましたが、勤怠の紙には休日は休んでるように記入するよう言われました」

なんと14時間どころか16時間半も拘束されることがあったのだ。しかも残業代はつかず休日も改ざんを強要されるとはタチが悪い。

「本当に時間とお金の無駄だったと思いました」

「更に業務もほとんど教えず放置で、車の見積書を作らなければならなかったのですが、作り方が分からず先輩に聞くと『〇〇君(私の前任)に聞いてくれ』と言われたのですが、その人はすでに退職済み。『退職した人に電話をして聞きなさい』と言い残しその人は外回りに行ってしまいました。仕方なく前任者に連絡して教えてもらいましたがとても申し訳ない気持ちでいっぱいでした」

と最低限の教育もされないありさまだった。ずさんな体質はそれだけではなく

「給料面に関しても面接時と話が違いすぎていて 昇給、賞与は必ずありますといわれ入社したのですが、入社後にまさかのここ10年ほどないと言われました。『必ずあるといいましたよね?』と聞くと『毎年あるとはいってないじゃん』と笑って返されました」

これに「本当に最悪です」と憤りを隠せない男性は、

「私はこの会社に入るために引っ越しもしていた為非常に悩みましたが、結局前職の方がまだマシだったと思い、入社して2か月で退職しました。本当に時間とお金の無駄だったと思いました。今思い出してもとてもイライラします」

と転職失敗をおおいに悔やんでいた。