オリジナルTVアニメ「Sonny Boy」が、2023年1月1日23時よりBS朝日で全話一挙放送される。
【大きな画像をもっと見る】これは、第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の優秀賞受賞を記念して実施されるもの。優秀賞受賞と全話一挙放送決定の報を受け、監督を務めた夏目真悟、長良役の市川蒼、希役の大西沙織、瑞穂役の悠木碧、朝風役の小林千晃からはコメントが到着した。さらにBS朝日のアニメ公式Twitterアカウント(@BSA_animeA)、「Sonny Boy」公式Twitterアカウント(@sonnyboy_anime)では、プレゼントキャンペーンを実施予定。詳細は各公式Twitterアカウントをチェックしよう。
マッドハウスがアニメーション制作を手がけ、キャラクター原案を江口寿史、銀杏BOYZが初めてアニメ主題歌を担当した「Sonny Boy」。ちょうど1年前の12月8日に、Blu-ray BOXがリリースされた。Blu-ray BOXは、アニメの公式サイトとTOWER RECORDS限定で販売中。また、各配信プラットフォームでも配信されている。
■ 夏目真悟(監督)コメント
この受賞はとても嬉しかったです、まっさらな状態からお話を作って映像にしてと、大変でしたけどやってきたことが報われて、改めて「Sonny Boy」を作って本当に良かったなと思えました。
さらに受賞を記念してBS朝日さんで全話一挙放送をしていただけるなんて!一挙放送もなかなか無いのに、しかも元日に!!
関係者の皆様本当にありがとうございます! 「Sonny Boy」は愛されていると感じつつ、是非みなさんに見ていただきたいです!
初見の方はもちろん、一度見ていただいた方も!
「Sonny Boy」は他にない個性を持っているオリジナルアニメらしいアニメだと思います。少年少女の漂流という普遍的な側から、難解な内容、攻めた演出が絡んできて一見複雑そうに見えますが、描きたいことは至ってシンプルです。
彼らの漂流を通じて、琴線に触れる何か、を感じとってくれたら嬉しいです。
■ 市川蒼(長良役)コメント
第25回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞受賞おめでとうございます!
素敵な作品の一助となれたこと、改めて心から嬉しく思います。
「Sonny Boy」は観る人、観る場所、観る時間、それぞれで感じ方が変化する作品だと思っています。
あの時感じた空気や感情はあの時だけのもので、今の自分が受け取る「Sonny Boy」はまた違ったものになるのでは…と、僕自身も一挙放送が楽しみです。
皆様も2023年の初「Sonny Boy」を是非お楽しみください!
■ 大西沙織(希役)コメント
「Sonny Boy」が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞したということで、おめでとうございます…!! 希役として作品に参加させて頂いた身としても、とても嬉しく思います。私は夏目真悟監督とお話しさせていただくととても不思議な気持ちになります。監督の口から言葉として出力されているものは、頭で考えたり想像している情報のほんの一部にすぎないのだろうなと…!
「Sonny Boy」はそんな監督の秘められた部分が少し覗けるような、そんなアニメーションだと私は思います。アフレコをしていてもなかなか先がよめなかった世界を、一挙放送で是非体感して下さい!! 楽しんでくださいね~!
■ 悠木碧(瑞穂役)コメント
この度は受賞おめでとうございます!
アフレコ中、長良役の市川くんが「誰かのアルバムを見ながら、思い出話を聞いているみたいな作品だ」と言っていたのが印象的だったんです。
アルバムを見せてもらうと、自分がいなかったその人の記憶を知れるわけですが、あの時に感じる相手を知れたことによる仄暗い喜びって適当な言葉がないなと思っていて。「Sonny Boy」はあの感覚が、アニメーションで表現されているんだ、と腑に落ちたんです。それが受賞して、一挙放送される…つまりこの感じ、みんな共感できるんだ!って嬉しくなりました。圧倒的に新しい映像表現なのに、なんか“わかる”感覚にこの一挙放送で溺れて貰えたら嬉しいです。
■ 小林千晃(朝風役)コメント
第25回文化庁メディア芸術祭 アニメーション優秀賞の受賞おめでとうございます!
「Sonny Boy」は独特の世界観且つ先の読めない展開なので、当時アフレコする際も朝風たちと同様に色んな意味で心が落ち着かなかったことを覚えています。
ですが監督の思い描いているゴールを見たいという一心で沢山の人がもがき続けたからこそ、他では見れない素晴らしい個性を持った作品が出来上がったのだと思います。
僕は本作を見終えたとき「地元の好きだった風景」を思い出したのですが、見た人によって違う鑑賞の余韻をもたらしてくれるはずなので、色んな人の感想も聞いてみたいですね。
これを機にもっと多くの方が「Sonny Boy」に触れ、愛してくださると嬉しいです。
(c)Sonny Boy committee