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宇宙ステーション建設シム「IXION」が配信開始 日本語インターフェースとテキストに対応

2022年12月08日 13:51  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

宇宙ステーション建設シム「IXION」が配信開始 日本語インターフェースとテキストに対応

 誰しも一度は憧れる宇宙の探索……まだ見ぬフロンティアへの憧れは全人類の夢と希望であり、そしていつか来る宇宙開拓時代のスリリングな冒険への期待です。それらを体験できる新作シミュレーションゲーム「IXION」が登場。12月7日よりSteam、EPICストア、GeforceNOWにて配信されています。


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 イギリスのゲームパブリッシャーKasedo Gamesがリリースした最新作であり、宇宙ステーションを建造して人類の新しいフロンティアを探索する建築シム「IXION」。


 Kasedo Gamesはプロジェクトハイライズ、ライズオブインダストリーなど、シミュレーションゲームに強いパブリッシャーで、今回リリースしたIXIONは美しいグラフィックスが特徴となっています。


 本作の名前に使われているIXIONは、ギリシア神話に出てくる王子イクシオンの名前から取られています。神話ではゼウスの怒りを買ってしまい火焔車の刑罰にされるという悲惨な結末を迎えているのですが、このゲームに登場する宇宙ステーションはイクシオンの伝説を想起させるものとなっているのでしょうか?開発陣がタイトルに色々な意味を込めていそうな名前ですね、ちょっと気になります。


 本作品は都市建設、サバイバル、探検といった要素を組み合わせた意欲作。プレイヤーはDOLOS Aerospace Enginieering Corprationが所有するタイクーンと呼ばれる宇宙ステーションの管理者として、人類が移住できる惑星を探していくというテーマで描かれたスペースオペラです。


 宇宙ステーションの管理、拡張、運営、さらに宇宙に出た人類を待ち受けているであろうリソースの消費などの問題に直面しつつ、それらの問題を解決しながら新しい星系へと辿り着き、人類が居住可能な惑星を見つけ出す……SF映画さながらのストーリーが楽しめます。


 限られたリソースをどう消費していくのか……宇宙に出た人類は無尽蔵にリソースを確保できるわけではなく、さらにはクルーが居住できる住居や、彼らに与える仕事、さらには要望なども解決していく必要があります。


 宇宙を漂流する冷凍ポッドにはプレイヤーの助けを待つ人々が眠っており、人助けと並行して増えた人の分のリソースをどうやって捻出するのか、など管理者としての腕が問われる場面も。


 なお、本作は日本語インターフェースとテキストに対応しています。これだけのゲームを英語でプレイするには心許ない、という人にも安心できるタイトルになっています。


 シミュレーションゲームで日本語対応ではないタイトルにも数多くの名作がありますが、なかなかプレイしにくいんですよね……できればこうやって日本語に対応するタイトルがどんどん増えて欲しいものですが……。


<参考・引用>
Kasedo Games公式Twitter(@kasedogames)
※見出し画像は2022年12月8日に公開されたトレイラームービーのスクリーンショットです。


(上村健太郎)