師走に入り、冬のボーナス支給が始まった。キャリコネニュースでは、支給額について読者アンケートを実施している。ふだんの生活が物価上昇の煽りを受ける中、ボーナスが前年より「増えた」という人からは、こんな声が入っている。
「去年90万、今年96万。安定的に貰えていて有難いが、物価上昇に対して先行きは非常に不安がある」(岐阜県/男性/30代前半/事務・管理/正社員・職員/年収550万円)
※キャリコネニュースでは「冬のボーナス2022」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZP396IX1
「来年も同じとは限らないため単に喜ぶわけにはいかない」
愛知県に住む40代前半の男性もボーナスが上がった一人だが、こんな本音もちらりとのぞかせた。
「インフレ手当込みで108万円だった。インフレ手当分(10万円)増えた。こんな支給してくれると思ってなかったので正直ありがたい。でもボーナスでなく月々での支給だとよりありがたい」(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/正社員・職員/年収800万円)
また「去年は80万円、今年は130万円」と大幅に増額した30代後半の男性は、自らこう気を引き締めている。
「増えてよかったがボーナスの査定は2022年下期個人のパフォーマンス評価なので、来年も同じとは限らないため単に喜ぶわけにはいかない」(神奈川県/企画・マーケティング・経営・管理職/正社員・職員/950万円)
ボーナスが上がったからといって、もろ手をあげて喜べるとは限らないようだ。中でも、富山県に住む20代後半の女性からは
「去年は30万だったが、今年は50万。ボーナスが上がって嬉しいですが、基本給が上がっていないからので、日々の暮らしへの不安が拭いきれません」(事務・管理/正社員・職員/年収200万円)
と切実な声が寄せられている。