Text by CINRA編集部
テレビアニメ『僕の心のヤバイやつ』が4月からテレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠、BS朝日で放送。ティザービジュアル第2弾、ティザーPV、メインスタッフ、キャストが発表された。
原作は、累計発行部数260万部を突破し、『このマンガがすごい!オトコ編』で2年連続ランクインした桜井のりおの同名漫画。「陰キャで中二病」の中学生・市川京太郎と、「美少女で天真爛漫な」山田杏奈が繰り広げる青春初恋コメディーだ。
市川京太郎役に堀江瞬、山田杏奈役に羊宮妃那がキャスティング。監督を『からかい上手の高木さん』の赤城博昭が務め、シリーズ構成・脚本を『ラブライブ!』などの花田十輝、キャラクターデザインを『五等分の花嫁∬』の勝又聖人、音楽を『映画 聲の形』『チェンソーマン』の牛尾憲輔、アニメーション制作をシンエイ動画が担当する。
©桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会
©桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会
ティザービジュアル第2弾は、図書室で本を読む市川京太郎と、その後ろ姿を見つめる山田杏奈の姿を描いたもの。オフィシャルサイトではティザービジュアルに動きが加わったモーションver.も公開された。ティザーPVでは本編映像に加え、市川京太郎と山田杏奈のキャラクターボイスを初披露。
マンガクロスでは12月7日11:59まで『僕の心のヤバイやつ』の単行本1巻から6巻分を無料公開中。なお単行本描き下ろし分は公開されない。
©桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会
©桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会
©桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会
【堀江瞬のコメント】
これほどまでに試されていることを痛感する作品は他にないです。オーディション合格の報せを聞いても現実感が湧かず、どう演ればいいか、動悸が止まらず、僕に出来ることと言えば変声期を迎えるか迎えないかくらいの男の子のYouTubeを見て、思考や喉の使い方を研究することくらいでした。同じ男である、という一本の綱を必死に手繰り寄せながら「ん゛ん゛ん゛ん゛」とアフレコに驀進しています。
【羊宮妃那のコメント】
この度、山田杏奈ちゃんの声を担当させて頂きます。羊宮妃那です。真っ直ぐで一生懸命な杏奈ちゃんに私も応えられるよう全力で臨ませて頂きました。現場で作り上げられる一つ一つのシーンには、たくさんの愛が注がれております。いろいろな表情を見せてくれる杏奈ちゃんの動く姿を、日常を、皆さんと一緒に見られる日がとても楽しみです。何卒宜しくお願いいたします!
【桜井のりおのコメント】
みなさん!とうとう僕ヤバアニメのメインスタッフ様と2名のキャスト様が発表されました。これまでの制作期間において結構細かい確認作業をさせて頂いているのですが、とても新鮮で楽しく、ただキャッキャと見ているファンの人と化しています。そんな素人のわたくしの意見をかなり尊重してくださったりして「えっホントにいいの…!?」となったりもしています(自分を信用していないため)。アフレコもほぼ毎回リモートで拝聴させて頂いており、楽しいです。市川役の堀江さんは、ダントツに台詞量が多いなかでも一つ一つの台詞を大切にしてくださっているのが伝わる演技で大変素晴らしいです。山田役の羊宮さんは、テープオーディションの時から山田感を醸し出しており、ふんわり可愛くも一生懸命さのある演技で大変ほっこりします。お二人の中学生らしさ、生々しさが溢れる掛け合いを早くお聴き頂きたいとソワソワしております。沢山の素敵なスタッフさん、キャストさんの下で醸成されている中学生たちの物語を、共に楽しみに待っていましょうね。