春場ねぎ「戦隊大失格」のTVアニメ化が決定。“SPプロジェクト映像”と第1弾ビジュアルが公開された。
【大きな画像をもっと見る】「五等分の花嫁」の春場が描く「戦隊大失格」は、地上侵攻を繰り返しては敗れる怪人たちの下っ端戦闘員として戦う名もなき戦闘員D(ディー)を主人公にした異色のヒーローバトル。怪人側が必ずスーパー戦隊に負けることを義務付けられた茶番劇を繰り返す中、スーパー戦隊を潰すために名もなき戦闘員Dが立ち上がる。週刊少年マガジン(講談社)で連載中で、12月16日に最新8巻が発売される。
アニメの監督は「TIGER & BUNNY」や「いぬやしき」を手がけるさとうけいいちが担当。“SPプロジェクト映像”は怪人たちの浮遊城から始まり、地上侵略を企む怪人たちや、大戦隊のレッドキーパーに挑む戦闘員D、不敵な笑みを浮かべるレッドキーパーなどがお目見えした。また第1弾ビジュアルには、バックライトに照らされた戦闘員Dが擬態能力を使って美少年に変貌する姿と「正義と悪は誰が決めた」というキャッチコピーが収められた。
春場はアニメ化について「漫画制作は時に過酷で孤独で、誰もいない場所にボールを投げ続けるような作業の連続です。その中でアニメ化は逆に投げ返してもらえたような報われた気持ちになりました。かっこ悪くかっこ良い戦闘員Dが動く姿を見られるのを楽しみにしてます」とコメント。またさとう監督は「『たまにはあってもよくないか?怪人が勝つ展開』このアツい叫びを主人公怪人Dを通して私もズル賢く暴れてみようと思います!」と意気込みを語っている。
■ 春場ねぎコメント
戦隊大失格を原作として選んでくださりありがとうございます。
漫画制作は時に過酷で孤独で、誰もいない場所にボールを投げ続けるような作業の連続です。
その中でアニメ化は逆に投げ返してもらえたような報われた気持ちになりました。
かっこ悪くかっこ良い戦闘員Dが動く姿を見られるのを楽しみにしてます。
これまで読んでくれた読者さん。
ボールを投げ続けられたのは向かい側に皆さんがいてくれたからです。
アニメに負けないよう全力で投げ続けますのでこれからも拾ってもらえたら嬉しいです。
■ さとうけいいち監督コメント
これまでHERO作品を多数手がけて来ましたが、たった一つの台詞を目にして監督オファーを受け入れる事にしました。
『たまにはあってもよくないか?怪人が勝つ展開』
このアツい叫びを主人公怪人Dを通して私もズル賢く暴れてみようと思います!んじゃ暫しお待ちを!!
■ TVアニメ「戦隊大失格」
□ スタッフ
原作:春場ねぎ「戦隊大失格」(講談社『週刊少年マガジン』連載)
監督:さとうけいいち
(c)春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会