すでにトヨタ/TRDエンジン勢は11月25日の時点でKuo VANTELIN TEAM TOM'Sの一台をのぞき2023年のエントリーが発表されており、今回のエントリーもそれに近いものになっているが、KCMGの7号車は、小林可夢偉とシートをシェアするかたちで、今季スーパーフォーミュラ・ライツに参戦していた野中誠太がドライブすることになった。野中はライツのテストにも参加予定だ。また、TEAM IMPULの19号車には、すでにスーパーフォーミュラ・ライツのテスト参加が決まっているイゴール・フラガが乗り込むことになった。関口雄飛は平川亮と20号車をシェアする。
そして大きなサプライズと言えるのが、未定だったKuo VANTELIN TEAM TOM'Sの36号車。今季ドライブしていたジュリアーノ・アレジと、今季TEAM MUGENから参戦し2勝を飾った笹原右京がシートをシェアすることになった。これまでホンダのドライバーとして戦ってきた笹原のトヨタ/TRDエンジン車のドライブは大きな衝撃を与えそうだ。
一方今季1台体制だったB-MAX RACING TEAMは2台体制に。松下信治とともに、2021年のフォーミュラ・リージョナル・アメリカズ王者のラウル・ハイマンが乗り込むことになった。ハイマンはライツのテストにも参加予定だ。さらにチーム名はTEAM TBDとなっているが、33号車としてトルコ人ドライバーのジェム・ボリュクバシがテストに参加する。ボリュクバシはF2の経験があるEスポーツ出身のドライバーだ。