事務職は女性に人気のデスクワークだが、会社によってはとんでもなくやりづらい場合もある。事務の仕事を「3か月弱」で辞めたという40代の女性は、「タオル、布巾を週一しか洗わない」「引き出しにお菓子の食べかす、ゴミが入っていた」といった不衛生な職場で働いていた。(前編「不衛生すぎる職場」はこちらから 関連記事からも飛べます)
入社したことを初日に後悔したという女性。事務仕事についても違和感を覚える困難の連続だった。(文:okei)
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「仕事のやり方がアナログすぎる。今どき手書きで仕訳」
その会社は、不衛生な上に人間関係も悪く、離職率も高いなどと書いた女性。当時「自分専用のPCを与えてもらえなかった」と不満を述べ、会社の体制にこう苦言を呈した。
「仕事のやり方がアナログすぎる。今どき手書きで仕訳。せめてExcelで作成することを提案したが拒否され、『うちの会社はアナログなやり方でやってこれているから改善や効率など考えなくていい』と社長から言われ、この会社で成長は無いと感じた」
また、パソコンはあるものの「ルールが不明」で、セキュリティは甘かったようだ。
「書類は引出に入れて鍵を掛けて帰宅と言われたが、個人情報が入ったPCにロックは掛けられていない」
「マニュアルも組織表も従業員のリストも無い。(中略)あからさまに嫌な態度をとられ、従業員のリストをデータで欲しいと言っただけで『そんなものはありません、何か出す方法があるかもしれませんが私は知りません!』と怒鳴られたこともあった」
などなど、次々とあふれ出すようすの苦い記憶。女性は退職したことに「満足」と回答し、「成長や満足どころか、毎日がただただ苦痛だった」と綴った。