北海道に住む50代女性は、かつて友人に「彼氏を横取りされてしまった」(※前編はこちら 関連記事からも飛べます)という。独身時代、友人に彼氏への届け物を頼んでいたら寝取られてしまったのだ。
そのときは友人を許してしまったが、その友人は女性が結婚した後もパートナーを狙ってきた。「夫の浮気が原因で別居中」の出来事だという。(文:okei)
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「彼女は“ねっとりとした目”で私に言った」
夫が別居して4か月ほど過ぎた頃のこと。
「まだまだ立ち直れず毎日のように泣いていた私でしたが、友人が熱心に食事に誘ってくれたので、我が家の近所にある店で軽くランチをする約束をしました。ランチをしている間も慰めてくれたり笑わせてくれたり。わざわざ私のために家の近くまで来てくれて申し訳ないと思い、食後に『うちでお茶でもどう?』と誘い、我が家に来てもらいました」
と振り返る女性。自分を励ますために駆け付けてくれた、と信じていたことだろう。ところが
「我が家に来てからです。彼女が豹変したのは……」
と空気が一変する事態が起きた。
「お茶の用意をしている台所に来た彼女は、アンパンマンのような人懐っこい顔からは想像がつかないようなねっとりとした目をし、口をくちゃくちゃさせながら私にこう言いました」
「私、この間ヒロくん(旦那の名前)と寝たんだよねぇ~」
「…………」
憔悴した女性に対し、狙い撃ちのような意地の悪い暴露だ。女性は
「何を言われたのか最初は分かりませんでしたが、次の瞬間、旦那と彼女がまぐわっているシーンがイメージとして頭に入ってきて心身が固まってしまいました」
と生々しい思いを綴る。友人は他人のパートナーを奪うことに快感を得るタイプだったのかもしれない。
「その後、彼女にどう接したのかは覚えていません。覚えているのは、彼女を夫と暮らしたその家から叩き出したことだけ。それから『返したい物がある』と連絡があり職場に来ましたが、一切口はききませんでした」
と、混乱した当時を振り返ったうえで、
「彼女とはそれっきりです。夫とは別居して一年後に離婚しました」
と顛末を報告した女性。最後に「時々、彼女が今どうしてるのかと思うことはありますが、当時から某新興宗教の信者だったので、同じ信者と結婚したかなぁと思います」と心が無になったように述懐していた。