採用面接では、時に職務に関係ないプライベートな問題まで問い詰められることもある。デンタルクリニックの面接に行った30代後半の女性(福岡県/事務・管理/正社員・職員/年収300万円)。そこで年配の歯科医から、こんな独りよがりの発言を聞かされたことを明かした。(文:永本かおり)
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「早く結婚して、子ども産まないと」
女性が、「九州では有名でCMもバンバン流れている」というデンタルクリニックに転職の面接に行った時のこと。面接に出てきた年配の男性歯科医に、開口一番
「えっ!独身なの? 年齢的に本当にギリギリだよ。早く結婚して、子ども産まないと」
と言われたという。これだけでも失礼な発言だが、余計なお世話すぎる言葉はこれだけではなく、
「またその歯科医に、 コロナワクチンを接種したかどうか聞かれ、 接種した旨を伝えると、 いかにコロナワクチンが人体に有害なものであるか一方的に主張し始め、『なんでワクチンを接種したのか?』『ワクチンの危険性を訴える情報がネットに沢山あるのに、調べてないのか?』と非難されました」
「おまけに、その場でLINEの友達申請をするように言われ、反ワクチン関連のネット記事や動画を大量に送りつけられました」
自分の考え方を強引に押し付けてくる歯科医に、女性は
「その日のうちに、内定のメールが届きましたが、断りました」
と素早く身を引くことを決断していた。