Text by CINRA編集部
新ライブハウス「近道/おてまえ」が1月に下北沢GARAGE跡地に開店する。
ツネ・モリサワ(THEラブ人間)が代表を務める近松が、2017年に開業した下北沢近松に続いて手掛ける「近道/おてまえ」。ライブハウスとなる地下1階の「近道」が1月28日、アコースティックバーとなる1階の「おてまえ」が2月4日にオープンする。
【森澤恒行のコメント】
下北沢GARAGE跡地に新たにライブスペースを作ります。
歴史ある場所で新たなスタートをきらせていただきます。
今回作る場所は、
「周りの目を気にせずにやりたいことをする」
というコンセプトのお店を作っていきます。
せわしない、ざわつきを落ち着かない今の時代に
音楽はあなたの耳から目からネットを使って簡単にどこにいても聞ける環境になりました。
反面、音楽の大量消費がされていく時代に価値をどう付けていくかを課題に
音楽業界の未来は、ライブハウスのこの先は、いろんなことが混沌しています。
この場所では
流されない音楽の価値を作っていくには心を落ち着かせる場所、表現をしっかり伝わる場所
未来が明るくなれるような仕組みを模索しています。
また日本人として世界に繋がりを作れる1歩になる場所にしたいとも考えております。
さまざまなプラットフォームを使って配信を取り入れ発信していきます。
近道/おてまえ
場所の内容が下記になります。
1階 / アコースティックBAR : おてまえ
地下 / ライブハウス名 : 近道
音楽は
誰にも必要とされていない価値を見出し
誰かには必要とされます。
時に多きな影響をもたらし、時代の波に揉まれ、生まれてくるバンドがいます。
音楽に近い所に居続けられているのは
答えなどない音楽という形には見えない道を歩いて
小さな火種を小さなライブハウスで出会いました。
そんな道のりを近い関係で作っていけるような場所を作ります。